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【football】多様性?分業?サッカーは誰が何を語れば良いのだろう。
先に結論を言ってしまうと、誰でも好きに語っていいんです。
戦術を語りたい人は、それが下手であろうと、他人に上手く伝わらないとしても語ればいい気がする。
下記のモトろぐさんの記事をキッカケに考えたことをまとめました。
2019シーズンが開幕した今だからこそ書くタイミングとしては良いのだと思うので。ちょっとポイントがズレちゃったかもしれませんが、ご容赦ください。
私がTwitterでフォローしているいわゆるサッカークラスタの方々でも言及されている人が多いようでした。(すいません、引用させて頂きました)
サッカーについて素人が語るには限界がある。
金子達仁さんなどの職業ライターの方々は、選手やクラブに奥深く入り込んで取材し、それを元に記事を書いている。それこそモトろぐさんのブログで言及されていたように「観客の熱狂や周辺人物のコメントを通じドラマとして表現するのが上手」である。それを勝手ながら「取材型記事」とさせて頂きます。
一方で、西部謙司さんのような戦術分析についての記事がある。それも勝手ながら「分析型記事」とさせて頂きます。
さらに勝手に下記のように分類しました。
では、素人の戦術クラスタの記事を誰が読みたいのか?
私(素人の戦術クラスタ)は読みたい。
戦術にほとんど興味の無い方は、素人が書いた記事なんて読む価値は無いと思うだろう。そういう方にはブランドが必要だ。「有名雑誌に寄稿している◯◯」とか「有名スポーツサイトでシリーズ記事を書いている◯◯」とか。そういう方は職業ライターの方々のクオリティの高い記事を読んで欲しい。
私のような素人でも、右の象限に行けるように知識レベル、分析・考察のレベルを向上させるために、日々それなりに勉強をしてはいる。それなりに。。しかし、職業として執筆するライターの方々とは、アクセスできるネットワークも、情報の広さ深さも、スキルとしての分析力も異なる。そりゃあアウトプットの質も劣るのは致し方ない。
本音を言えば、「自分なんかが試合レビューを書いていいものだろうか・・・」と毎回思いながらnoteの投稿ボタンをクリックしている。
それに「戦術分析とか言ってるけど後付けの説明だろ?」のご指摘についても理解している。ある程度オーガナイズされたゲーム運びを監督が狙っているとすれば、90分全部ではないにしても、ある程度ロジカルに説明できる部分はあると信じているし、それを前提に書くようにしています。
何より単純な好奇心を動機として、応援するクラブの試合を観て「何故上手くいったのか(上手く行かなかったのか)」「あの瞬間ピッチ上では何が起きていたのか」とにかくゲームのことを知りたい。クラブが優勝するにはどうすればいいんだ?クラブと共に悩み、考えてシーズンを過ごしていきたい、そんな気持ちが強いからこそ書く。
だから、専門的な分析はプロ(=職業ライター)の方々に任せよう、分業しようとは思わないんです。
イタリアには5,500万人の代表監督がいる
それにサポーターがサポーターの視点で応援するクラブの試合をレビューするからこそ面白い点がある。多様性だ。私はガンバサポだけど、他のクラブの方がガンバの試合をどう観たか?というのは大変気になるポイントでもある。
SNSが進化し、noteのようなサービスも誕生し、とにかく素人が語りたいことを語りやすい環境は整っている。
選手が、クラブが、メディアが年々進化するように、市井のサッカーファンも進化していけるだろう。そのためには、色々なご意見お待ちしております。
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