人口動態統計速報が興味深い
毎月下旬に厚生労働省から人口動態統計速報が発表される。理由はないが、発表されるのを待っている。
7月の速報値が9月25日に発表された。出生数が1月から7月までで、507494人だそうだ。昨年は、518590人で̠-11096人と掲載されていた。間違っている恐れもあるので、詳細は個人で確認してほしい。
このペースだと86万人の出生数が話題に上ったが、残り5か月で前年より出生数の増える月がなければ85万以下になる。
印象として、減少幅は少ないが80万を割れるのもすぐだと思う。80万人を割ったら、自分が生まれた年の出生数の約半分だ。
自分の生まれた年と人の分布が均一だとすると、すべてが半分になるイメージだろう。実際には偏在しているのだろうが。
私は小学校が6年間2クラスだった。これからの子供たちは、1クラスでクラス替えもない学校がイメージできる。中学校は近隣の3校が集まって6クラスあったが、3クラスしかないイメージだ。中学校の規模が、私が育ったころの小学校を少し大きくした感じでしかない。
実際は、地方が0で都市部が増えているのだろう。偏りがあるはずだ。
色々な人と会った時に摩擦が生じて挫折したり成長したりする。地方の人はその機会が奪われ、都市部の人は芋洗い場のように揉まれていくのだろう。どちらが良いか分からないが、対人スキルの格差が広がっていく。
日本と韓国はよく似ているので、韓国の出生数ぐらいに落ちるのだろう。落ちた後にどうなるかが全く見えない。
後進国の英会話講師が、日本にあまり興味を持っていないようだ。衰退国とみなされている気がする。フィリピンでは2018年に166万人産まれているそうだ。統計データを取った日付が異なるが、今後の競争力はどちらがあるか明らかだろう。