（聴き比べ）はっぴいえんど「夏なんです」

2020年8月8日 01:16

細野晴臣御大の日本の夏を歌った名曲「夏なんです」。本当に、昭和の日本の夏が思い浮かぶ、素晴らしい名曲なんです。名曲故にたくさんの方がカバーされてるんです。青い空と高い雲。もんもんもこもこのあの夏に帰りたいんです。

人生100年生きても100回しか夏を経験できないなんて、、なんだか寂しいです、次の夏は一体どんな表情を見せてくれるんでしょうか？

はっぴいえんど - 夏なんです

細野さんが、60年代に失われつつある東京の夏の情緒を歌っています。でも80年代の夏の感触も、こんなだらだらと過ぎるなんにもない暑い午後な感じでしたよ。

何の不安もなくだらだらできたあの頃、幸せだったんだなぁ。もちろん今も幸せですが、無益な時間というのは何ものにも変えがたいものなんですね。

平成、令和の子達の夏は一体どんな感じなんでしょうか。

ドリーミーな夏。日本の夏ではありませんが、ゆらゆらゆれる遠い国の水の中の夏なんです。軽く歪んだギターの音がいいんです。

平成の夏はこんな感じなんですかね。ピコピコ具合で透き通る良い歌声です。これはクーラーの中の夏なんです。

夜ですな。エイリアンが降りてきそうな東京の夜の夏。なんだか犬が遠吠え、空港が近そうなんです。

UAと細野さんがやってる「夏なんです」がYouTubeにあったんだけど、削除されちゃったのかな？すごく良かったのに、、、残念なんです。

最後は御大登場です。白昼夢のような丸いトーンのいい音色のギターですな。それにしてもクールな歌声なんです。

いかがでしたでしょうか。あと何回夏を体験できるのでしょうね？