夜の校舎

深夜の学校に靴を取りに行く

卒業を控え靴の準備が必要だったが練習時に忘れていた

誰もいなく、暗い廊下
いつもは明るく誰かいる。
いつもと同じ空間なのに異世界に感じる
人の気配は無いはず。
居たらいたで何か怖い

たしか靴の場所はあそこに脱いだ筈。
そんな朧気な記憶だけを頼りに探している

なぜか片方の靴を見つけた
もう片方近くにある筈

探している
それにしても静かだ

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