つめたい空気
枕元のちょっと右上に細長い窓がある。
夏が終わって涼しくなった頃
寝る時はだいたいその窓を開けてからベッドに横になると明らかに質の違う空気がわたしを覆う。
「あぁ 夜が入ってきた」とそう思う
夜が部屋に入ってきて私のまわりに集まってくる。
優しいときもあれば不気味なときもある
嫌ではない。
私は夜が好きだ。
何を思っても大丈夫だから
夜が集まってきて
どんな私でも包んでくれる。
しばらくしたら夜の空気を胸にたくさん吸い込んで夜空を見上げて
窓をしめる
おやすみ 世界
私は眠る
枕元のちょっと右上に細長い窓がある。
夏が終わって涼しくなった頃
寝る時はだいたいその窓を開けてからベッドに横になると明らかに質の違う空気がわたしを覆う。
「あぁ 夜が入ってきた」とそう思う
夜が部屋に入ってきて私のまわりに集まってくる。
優しいときもあれば不気味なときもある
嫌ではない。
私は夜が好きだ。
何を思っても大丈夫だから
夜が集まってきて
どんな私でも包んでくれる。
しばらくしたら夜の空気を胸にたくさん吸い込んで夜空を見上げて
窓をしめる
おやすみ 世界
私は眠る