【SUEglish】とりあえず英語は、文法と発音はテキトーにほっといた方がよい

僕は完璧主義なので、英語においても全て上手くやろうとしてさまいがちだけど、今の僕のレベルだと、とりあえず文法と発音はテキトーにほっといた方がよい。

人間のワーキングメモリの容量は限られている。いろいろ部分を意識しちゃうと、意識の重み付けが分散してしまって、ワーキングメモリの容量が不足してしまい、余計に混乱しテンパるハメになる。
テンパると、余計にワーキングメモリの容量を消費してしまい、さらに英語がでてこなくなるという悪循環に陥ってしまう。

人間得意なこと(慣れたもの)に対しては、ワーキングメモリの消費が少ないが、ボクみたいにあまり英語が得意でない人は、ワーキングメモリの消費が激しいので、コミニュケーションの際、構成要素を分解し、英語力のレベル(慣れのレベル)や目的に合わせ、重要な要素にのみワーキングメモリを使った方がよい。

⑴聞くことと、⑵話すことの作業を分ける、聞くときは聞くことだけ理解することだけにフォーカスし、話すときは話すことだけにフォーカスする。また話すときはレベルに応じて意識のポイントを変えていく。

母国語だと、聞きながら他のことや次に話すこと考えたり、途中で話を割り込んだりしてしまいがちだが(それはそれで失礼だけどw)、それをやると、確実にワーキングメモリが不足するので、きちんとわけるようにする。英語に慣れて得意になるまでは、、、。

⑴ヒアリング
プログリッドで習ったように、聞くときも①音を聞き取る(音声知覚)、②自分の頭の単語帳を検索する(知識データベース)、③意味を理解するに分けて考える。ただ実際のコミニュケーションにおいて、まず重視すべきは③。
ボクが間違えていたのは、トレーニングではなく、仕事でコミニュケーション取るときも、①②に意識を傾けすぎてしまっていて、③が全くおぼつかなくなっていたこと。実際のコミニュケーションでは、多少①②を聞き逃したとしても③に意識を集中した方が確実に円滑なコミュニケーションがはかれる。

もちろん、英語力向上のためのトレーニングとして、①を鍛えるべくディクテーションやシャドーイングを行うのは必要だし、②のための単語を覚えて語彙力増強は当然必要だけど、コミニュケーションをとるには、まず③に全ての意識を傾け、それがやりやすいように、まずは何の話かを明らかにした上で、話しを聞くようにする。

①は、ひたすら毎日シャドーイングを繰り返し耳を鳴らして(この時のポイントは、②③に意識をとられないようにする。ましてや発音にも。できる限り聞こえたように発音するようにはするが気にしすぎて意識がとられると、一番鍛えたいところ(耳)の効果が薄くなる。トレーニングは密度が重要)。

②は、単語帳でTOEIC600&800レベルまでは覚えて、あとは自然に生活や仕事の中で知らない単語やフレーズを少しずつ増やしていくようにする。とくにボクの場合、日本語→英語が見たことあるけど、パッとでないものが非常に多いので、そこをきちんと地固めすることを優先する。日常会話や仕事でパッと出てこないのは実質的には使えないと思った方がよい。

⑵スピーキング
まずは、フリーな文を話すときは、センテンスの中でもまとまったカタマリを意識し、そのカタマリ単位で配置していき、意味が通じるようにすることだけにフォーカスする。

とりあえず配置としては、
①主語+動作系(一般動詞系)+α(目的語Oとか、補語Cとか必要なやつを加える)か、②主語+状態説明系(be動詞系、受身系とか)+α(補語系Cとか)くらい意識しとけば、だいたいなんとか意味通じる。 細かい部分は、とりあえず意識から外す(これ極めて重要)。

段階としては、STEP1〜4くらいまでに分け、英語力の伸びに応じて意識のポイントを変えていく。

<STEP1>
先ずは得意な構文➕カタマリ配置である程度意思疎通を図れるようにやるまでやる。
そして、得意な構文を徐々に増やしていく。
前置詞はざっくり雰囲気だけつかんで、なんとなく使う。
時制も過去、今、予定くらいは、ざっくり意識するくらいにとどめる。

この段階のトレーニングとしては、ひたすら瞬間英作文を繰り返し、自分の中に英語の構文と英語らしい配置、前置詞の雰囲気を入れていく。 あとできれば重要な動詞の語感は少しずつでも掴んでいきたい感じ。

<STEP2>
ある程度、STEP1がクリアできて、意思疎通できるようになったら、次は時制と進行形と完了形をキチンと意識する。
少しずつ、カタマリのパターンも増やしていく(これは駐在してたら自然と増えるはず)。
ニュアンスは、こういう雰囲気のときはこの言い回しくらいのパターンを意識するくらいで、必要維持に上手くニュアンスを伝えることを意識しない。

この段階になったら、語彙やフレーズも増やしていきたいので、単語帳の復習と時制や進行形&完了形などの言い回しを通常の会話でも意識して積極的に盛り込んでいく。

<STEP3>
STEP2がクリアできたら、発音(とくに、vとzとthとrとlとg)を意識する。また、カタマリや一単語内の強弱&ピッチ&イントネーションは意識する。

この段階では、シャドーイングのトレーニング中で(この段階の際にはだいぶ耳も鍛えられてワーキングメモリあまり使わないはずなので)、発音や強弱&ピッチ&イントネーションをかなり意識せながら、シャドーイングする。時々自分の音声を録音し、客観的に発音をチェックする。

<STEP4>
STEP3がクリア出来たら、ある程度正しい文法や適切な言い回し、TPOに応じたwordを選べるようにする。
このステップでは、語彙や言い回しのバリエーションを増やすことも意識する。

この段階では、一人でトレーニングというよりも、多読や多様なの人と話すようにして、様々な表現を増やしていく。あくまで英語自身はコミニュケーションのツールなので、歴史や芸術、時事問題なども含めた教養も合わせて磨いていく。

以上。

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