クイナをこよなく愛するマングース
時はバブルのまっただ中。都会では高級車や高級クラブ、ブランド品等が支配する中、本州の北の外れで密かに誕生した男
地球世紀19XX年人類史上ごくまれにいる男の物語である。
前回のあらすじ
パチ屋から無事脱出できた彼だったが帰り道が分からず迷子となる。泣き崩れていた彼の前に現れた床屋のご主人。ご主人のはからいで交番のお世話となるのだった。そして迎えに来た司令官と再開した。
第5話 小学校突入! 前編
大きな戦闘もなく暖かい春の日差しが降り注ぐなか、彼は相変わらずドックにこもっていた。憂鬱で仕方なかったのだ。なぜなら明日は彼の入隊式があるからだ。
基地内では明日の突入作戦に備え準備があわただしく行われていた。装備を一新した彼だったが全然興味を示さず相変わらずドックにこもっていた………
司令官はそんな彼を呼び出し、話し始めた。
「いよいよ明日決行の日だな。お前の将来がかかった日だ!私はお前の晴れ姿を見たかった。しかし残念な事に大事な任務があり行けない。しかし心からお前を応援している。しっかりやれ!」と言って彼の肩に手をのせた。
彼は余計入隊式に参加する気力を失った………
……そして入隊式当日……
あわただしくドックに近づいてくる足音で目覚めた彼。激しくハッチを叩く音。ビックリした彼は、布団に潜り込み震えていた。すると突然、布団をはがされ腕を引っ張られた。
見るとそこにはベテランがいた。
「何時だと思ってるんだ!早く支度しろ!」と言われ彼はしぶしぶ支度する事にした。
支度した後、車に詰め込まれた彼はベテランと共に目標地点へと向かった……
目標地点へ到着した彼はついに小学校という所へ突入する事になる。
ギリギリ間に合った彼は、初めて見る小学校と突入しなければならないプレッシャーで緊張してしまい、ためらってしまった。しかし、行かなければ……と心の中で葛藤をしているその時……
「何をしてるんだ!さっさと行け!」とベテランに一喝され彼は仕方なく足を踏み入れるのだった……
憂鬱な気持ちでドックにこもっていた彼。しかし小学校への突入の時はせまる。装備を一新し突入に備えるがまったく気乗りしない。そして突入決行の日がくる!ギリギリ目標地点に到着した彼は、ベテランの一喝で仕方なく足を踏み入れるのだった……
次回 小学校突入! 後編
突入に成功した彼だったがそこからが試練の始まりでもあった!彼は忘れていた!体に起こる異変を彼自身まだ知らずにいた!そして悲劇は起こる!彼の身に一体何が!君はこの衝撃に耐えられるか!!
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この物語は、実話に基づき脚色しております
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