電光石火一発座[劇場公演]
さぁさぁ見てきましたよ。
今回は世の中で知らない人はたぶんいないけど、
その文学作品を詳しく知ってる人はあんまいないであろう
太宰治
をテーマにした演目をレポートします。
なお、この演目の題名は『静電気の夜vol,6』です。
この演目は短編4つで構成されてます。
あーvol,6ってことはもう6回もやってんですね、これ。
それにしても、紙のパンフなんてどのくらいぶりにもらっただろうか…(*゚▽゚*)
①女の決闘同窓会
太宰治の愛人たちが一同に会してトークしたらば…?という内容でした。
普通この題名だと女子トークあたり想像するじゃないですか?
でも出てきたのは全員そこそこケバケバしく…もとい、小綺麗に化粧してるとはいえ
見事にほぼ全員オッサンw
人によっちゃすね毛も生えてるし、おなかも幾分か…(*´ο`*)=3
売れてないオカマバーかてwww(((((°°;)
全く目の保養にならぬw
ただそこが妙にエロい( ̄- ̄)ニヤッ
しかしながらおかげで、固まりすぎて話が全く頭に入ってこぬという難点がw(゚_゚i)
全員アウトぉぉ!!!www(ーー;)
②先走れメロス
ある若い女がメロスと名付けたハムスターかなんかに挨拶して外出したら、どこからか現れた蝶ネクタイした男たちが、なんか知らんけど、その部屋で走れメロスの朗読劇を始めてそこからうんちゃら…という内容でした。
ってそれストーカーじゃね?w( ̄▽ ̄;)
まぁ良いやw
実は冒頭を見た限りから言うと話的にはたぶんそこそこおとなしめで来るんだろうなぁ〜と思ってたんですよね。
ところがあれよあれよで雇われたと思しき役者はゾロゾロやって来るわ、ハムスターならぬ人間転がす巨大な舞台装置は現れるわで。
東京フレンドパークⅡかてw(゜゜;)\(^^;)コラコラ
しかも、果てはなんでか知らんけどミュージカル劇始まっとるしwww
走れメロスの結末ってそこまで壮大に感動しないってw
アナと雪の女王でもあるまいにwww*:・。,☆゚'・:*:・。,ヽ(・∀・)人(・∀・)ノ
空気変わっちゃったやんwww
ところで話変わるけどセリヌンティウス4にかけてるけど、そこは良いのかな?w
という訳で非常にゴールの見えない走れメロスという印象でした。
あとお代官様と悪徳商人かと見紛うほどの金銭授受が生々しいわってwヾ(・ε・。)ォィォィ
あ、そういや太宰治って金持ちのボンボンだっけか?、なるほどね(←どういう納得の仕方だよw)
③治TV☆
バラエティー情報番組のコメンテーターとして太宰治を出したらば…?という話でした。
正確には文学作品の中の一節をそのまま発言として使っているんですがね。
ところで誰だよ?これ考えたの?w
あかんに決まっとるやんwww(;^ω^)
太宰治の発言が小難しい上に内容が鬱すぎて周りのフォローがまるで追いついて無いやんw
どさくさで同じコメンテーターのゴスロリのアイドルなぞなんか怪しげな変なもん売っとるしw
衣装同様やることが"まっくろくろすけ"やん(゜゜;)
司会者なんか笑顔で困りながら元気よくスルーしとるぞよwww…(´д≡; )a゙ ドゥシヨゥ…
なんの番組なんだかwww
④人間ノ資格
太宰治の人間失格を現代の私たちに当てはめてみたならば?という内容でした。
正直、そう言われても元ネタの人間失格の話自体はよくわかってないのよねw
就活による挫折
成功者になることのみが勝ち組であるとの思い込み
自分の声が世の中そのものだとすり替えてしまうネット社会
引きこもりによる社会との断絶
これから介護者が増える世の中なのにそれとまともに向き合えない人々
封建的な風習が残るのか、状況的にそうなのか、専業主婦を相変わらず軽く見ている男たち
今日も相変わらず社畜として自分の意志とは関係なく会社にこき使われ道化と化し自分の価値すら見い出せないサラリーマンたち…etc。
これらの話から目一杯いろんなアイテム積んであった巨大な舞台装置の棚なぞ眺めてるとですね、辿ってきたその時代、その時代の産物とも自分の積み重ねて来た経歴あたりとも取れなくない訳ですよ。
ほら個人でも流行でもなんでも崩れ落ちると落伍者=消えちゃう=人間失格にされちゃうからさぁ…。
まぁとにかく、様々な年齢層を演じた役者陣のリアルさも相まってジッと考え込んでしまった演目ではありましたね。
特にどこぞの会社の社長役の人はハマり役だったですね。物腰の柔らかい雰囲気だけど実は挫折を味わうと打たれ弱い放心状態になっちゃう結構小者な所も含めて。
ただ、ガチすぎてこの演目、どの役者さんもやることがしんどいわぁー笑(〃´ー`)=3 フッ
短いですがこれで終わります。またいつかどこかの劇場でお会いしましょう!!