君が此処に居るから
もう一度君を抱き締め
意思疎通が出来るなら
僕の寿命を捧げても
他は何もいらないさ
届かないことって
何て無慈悲で残酷だろう
こんなに強く願っても
その想いは無意味に等しい
手を握ったら握り返して
そんな簡単なことでさえ
今では儚くも無惨に消え
涙を流しても感情は無く
奇跡は起こらない
ただ命の灯火を
少しづつ削っていく
それをただ見てるだけ
こんなに辛い日々が
人生であるだろうか
救いが欲しい
激情に身を任せても
現状は変わらない
ただ待っている
君が此処に居るから
君が生きているから
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