誰もが歌い出す

寂しさよ期待させるな
どうせなら絶望まで
連れ添ってくれないか
僕の心が失うまで

凍えていたから
気付かなっかたのかな
深く想うこと

錆びていたから
見失ったのかな
強く願うこと

サヨナラは最後まで
孤独を連れてきてはくれない
だったら最初から
悲しみを含ませないで

最善の解釈が幸福だと
知っていれさえすれば
僕はハッピーエンドを
安易に選んでしまう

幼くただ幼く愛を
見繕えば誰かの感情に
触れることが出来たかな
そんなことは暴論だと
君は鼻で笑うだろう

それでもいいんだ
単純に言葉を紡いだら
それが唄となり
何十年と商店街を彩る

そして誰もが歌い出す
誰にも愛されなかった
誰かさんの隣りで
誰のものでもない君に

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