アジャイル人生
よく考えてみると、自分の人生「アジャイル」だったなぁ、というのが今回のお話しです。
日本はウォーターフォール型が当たり前?
日本では何かしら物事を進めるためにウォーターフォール型が一般的です。
最初にしっかりと、綿密に計画を立て、その計画に従い行動を進めていく。
1年の計画を元旦に立てる、向こう3年の計画を立てる。何かしら物事を進めるためには細かく計画を立て、それに従って行動をしていく。
当然ですが、計画を立てたときにリスクは排除されているため、安定した推進ができるでしょうし、計画指示通りに間違えなく進めるため、全てがある意味「普通」に勧められます。
ただ、私の場合、ウォーターフォール型で最初に綿密に計画を立てても、その計画から外れながら進む・・・というよりは、その時々でさまざまな外的要因に合わせて調整を図るため、計画通りにはならないことが多いのです。
世界ではアジャイルが当たり前?
ただ、一方海外などではアジャイル型で物事を進めていることが多くあります。
計画は計画で立てるのですが、最終的に何がしたいのか。数年後にはどうなっていたいのか?など普遍な計画をたて、その基準から行動を行います。小さなことをどんどん進めていき、失敗しそうなら軌道修正しながらも成功パターンを重ねる。小さなことを色々積み上げながらも進めていくやり方が多いのです。
世の中がどんどん変化する中、数年単位の計画を立てたところで周囲の環境が変化してしまい、結果的には計画通りに進められない。なんてことが多いためです。
人生はアジャイルかも?
人の人生も同じような感じではないでしょうか?
とはいえ、計画を立てないと不安だという人も多いでしょうが、外的要因はコロコロ変わるものです。3年間、5年間、10年間、自分の計画なんて立つものではないでしょう。私もそうやってさまざまなものに柔軟に対応した結果、職歴として16部門42部署も回ってしまっています。プライベートでもさまざまなことをしています。
無計画なだけなのでは?と疑われることもありますが、自分の中のポリシーと自分の将来像のようなものは常に持っていました。
このあたりが最近の言葉でいうパーパス(自分の存在意義)に繋がっているのでしょう。
ただ、
「自分の想いや考えから外れないことはなんでもやる。」
「やってみたら何かの糧になりそうなこともやってみる。」
「とりあえず面白そうならやってみる。」
柔軟に色々なことができるのがアジャイル人生の良いところです。
変化が不安。という方も多いですが、少し未来を見つめ、自分はどういう存在かを認識し、線路から外れたことも少しづつ取り組んでみると今までと違う景色や感覚が生まれます。
自分はウォーターフォール型かも。と感じる方がぜひ、アジャイル型の進め方も考えてみてください。