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その9 🔰添乗員一年生日記🔰


今回の添乗は、まさかの飛行機
✈️を使っての23日コース。
うちの派遣元、まぁまぁスパルタ。

伊丹集合で、なんとプロペラ機で秋田空港まで。
添乗員は、手荷物預けたらダメと聞いてたけど、プロペラ機でも使えるような小さなスーツケースなんて持ってないし、
預ける。
まだそんな事言うとこあるの?って空港職員の方は言ってたけど。

これも、前回同様、かれこれ1ヶ月以上前のことなので、挨拶貼り付けます。


まもなくバスは秋田空港の方へ到着致します。
この度は、弊社の秘境八幡平鏡沼と世界遺産登録30周年白神山地、初夏の絶景三日間のツアーにご参加いただきまして、誠にありがとうございます。
あきた白神駅では、もう皆様見慣れた情景かもしれませんが、大変お騒がせしました。
無人駅では、そんなこともあるようで、
お咎めも、なしでございました。

大変お見苦しい姿をお見せしてしまって、申し訳ございませんでした。

皆様方と伊丹空港で初めてお会いしてから、三日間という短い時間ではございますが、密度の濃い時間を共に過ごさせていただいたこと、とても嬉しく思っています。

大事件には至らなかったものの、数々の私の不手際ありましたこと
心からお詫びします。
しかしながら今回の旅ではは、お客様に本当にご協力いただいて、たくさん助けらたこと
言葉だけでは伝え切れないくらい、感謝の気持ちでいっぱいです。
 本当にありがとうございました😊

今回の旅を、振り返りますと、まず角館の武家屋敷参りましたね。
歴史好きの方には、特に好評でございました。時間が足りないぐらいでしたね。

そして、落差60メートルもある、何度も振り返りたくなる見返りの滝、熊よけの鐘を鳴らしながら見に行った釜淵の滝
と、よく歩かれました。

結びの宿愛隣館の方は、温かいおもてなしが心に残りました。

お夕食、温泉もお楽しみいたけたかなと思います。

そして二日目、小雨降り頻る中、八幡平鏡沼のドラゴンアイは、あの天候にしては、十分奇跡的な状態でご覧になられたと思います。
晴れた状態も素晴らしいのですが、案外記憶には、長靴を借りに行ったこととか、ずぶ濡れになったことの方が強く記憶に残ったり致します。


日本の宝、大谷翔平選手の母校を拝見した後、
午後は、白神山地のブナ林原生林の散策でございました。

お客様の体力に合わせて、それぞれのペースでお楽しみいただけたのでは?と思っております。

そしてお泊まりは青森ワイナリーホテル。
ほろ酔いで、楽しそうにお食事をらとられる姿をよだれを垂らしそうになりながら見ておりました。

バスケットボール部の若い男の子達が、すごい勢いで皿を重ねていくのも圧巻でしたね。

そして、本日最終日、風が吹き荒ぶ中、千畳敷海岸に降り立ち、
日本海を体全体で感じていただいた後は、ちゃんちゃん焼き定食をいただいたきました
青池の方に行きましたら、美しい状態を少し上の方からだとご覧になれたと思います。(写真いいのがなくて、センスないなぁ)
遠回りグループも、お早い到着でした。

そして、JR五能線での日本海を見ながらの30分の電車の旅もみなさまお座りになって、堪能していただけたのではないかなと思います。
お手洗いのことに関しましては、皆様ご協力いただきましてありがとうございました。
アンケートの方もご協力ありがとうございます。
皆様の貴重なご意見、今後の私の成長と弊社のツアーの向上のために必ず役だてさせていただきます。

そして、この3日間、走行距離700km
山道の際どいすれ違いを何度も走行してくださった〇〇ドライバーにお礼の気持ちを込めて盛大な拍手で伝えたいと思います。
本当にありがとうございました。

飛行機を伴う宿泊は今回初めてだったので、私にとって、とても記憶に残る、素晴らしいお客様でございました。

もし再びお目にかかることがございましたら、必ず成長した姿でお目にかかれることを、心から楽しみにしております。

本当に皆様ご協力ありがとうございました。

 それでは、空港到着後の流れについてご説明します。

確認に少し時間がかかりますので、私は先にアナの団体カウンターへチケットを受け取りに参ります。
一階のカウンターの前でお待ちください。
グループで交代なら、お手洗い行っていただけると思いますので、緊迫状態の方は、どうぞ先に行ってきてくださいね。

確認作業すみ次第、代表者様またはお連れ様に搭乗券お渡ししますので、手荷物を預ける方は速やかにお預けになって、保安検査場までお願いします。

そして皆さまの搭乗がお済みになり、伊丹空港に到着しましたら
お荷物受け取り次第流れ解散となりますので、こちらで最終のご挨拶とさせていただきます。

私の姿が見えなくても、ご自宅の方に向かわれて大丈夫ですので、よろしくお願いします。

そして、どなたも様も途中で逸れることなく、貴重品のお忘れ物もなく、35名の方々が無事に玄関の扉を開けるまでがご旅行でございます。
皆様が無事に帰宅できるように最後まであともう少し、私も気を引き締めて参ります。

本当に、三日間、数々のご協力、本当にありがとうございました。
またお目にかかれることを心から楽しみにして、私の挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。

という挨拶をさせてもらいました。




あきた白神駅でのハプニングは、
団券を乗車時には、ハンコ押してもらったけど、降車時、誰もいなくて
回収もハンコも何もしてくれなくて
駅員さんを
探しまくったと言う話。

空港到着から、離陸まで
あまり時間なかったから
めっちゃ内心焦ったけど、
センダーさんがチェックインしてくれてたから、案外大丈夫やった。

伊丹で降りたら、ほぼ全員の方と
もう一度ご挨拶できて、
100点には及ばないけど
達成感のある旅になりました。

ガイドなしツアーで、本当よく頑張ったよ。

本来はこんな行程は日の浅い添乗員には
行かさないものらしいから、
こんなドタバタでも、よく頑張ったって褒められた。

アンケートも文字で書いてくれる方が多くて、いいお客様に今回も恵まれた。

そして、一人わざわざ記名でアンケート回答してくださったNさん。

1日目から、私の名前で、親しげに呼んで下さり、三日目には奥様と二人並んで記念撮影までしてくださった方がいたんだけど、
その方の添乗員の評価が
不満にチェックされてて
ご本人に聞いてください。
とあって、え?どういう事?
ってなったんだけど

支店長曰く、これは
満足の項目を上回る評価と同じやって。

ほんまに不満なら、チェックだけ入れて
わざわざ何も書かないと。

私、その方とたくさんお話ししたけど、不満そうにしてるって全くわからなくて、
ただ、色々教えて下さったり、
みんなが知りたそうなことは、よく質問されたなぁと。

愛の鞭だったと受け取ります!

追記  角館は、歴史に興味のある方には
絶好のスポット。
ここに1日おりたいという方もおられたほど。
私も、自腹で武家屋敷一つ入ったのだけど、
十三代目の末裔の方が、実際にまだお住まいになってる屋敷もあって、本当に歴史を肌で感じたなぁ。

東日本大震災も乗り越えた武家屋敷。ご興味ある方はぜひ。

こうして二度目の宿泊添乗は幕を下ろしましたが、
次は、一、ニ度目の比じゃない
やらかしをしまくります。

乞うご期待。

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