#ADDressに惹かれて善光寺参り
片雲の風に誘はれて、漂白の思ひやまず、山にさすらへ。8月9日金曜、夕方さっさと仕事を切り上げて、長野に向かう。
ナメてたね。お盆前の金曜を。渋滞に巻き込まれて、予定より1時間遅れ、夜9時前にようやく長野の小布施町に到着。
いつもと違う
普段の#ADDress物件とは入り方が違い、うまくいかない。詳細は省くけど、結局管理人さんがたまたま様子を見に来てくれて、事無きを得る。結果オーライで。管理人さん、すごく良い人です。
部屋はメチャメチャ広い。広すぎる。
これもいつものことだけど、毎回ほぼ貸切で、贅沢感半端ない。
一階のコーワーキングスペースもいい感じ。
どうやら晩年の北斎が過ごした町らしいです。
コアラマットレスではなく、せんべい布団なのと、お風呂がなくてシャワーだけっていうのが残念ポイント。でも、2キロくらいのところに2つ温泉があり、これは、なかなか、良い。安いし。ただ、車がないと、せっかく汗流しても帰るまでに汗だくになっちゃうね〜。
体と相談、断腸の思い
身体動かしたいんだけど、やりすぎると肩痛いんで、バランスが難しい。戸隠神社まで40キロ弱なのでロードバイクとしては短い距離だけど、1000メートル登るのと、帰りの下りが怖くて断念。善光寺参りに変更。結局これが正解だと、すぐに思い知った。身体が温まって血行が結構良くなると、ケッコー痛い。いや、相当痛い。これじゃ、山道はムリっす。
古民家カフェ–まあいわゆる1つのよくあるやつ
小布施に舞い戻ってカフェ珈芽でブランチ。10:00くらいだったんだけど、結構お客さん入っていて、てんてこ舞いな感じ。お客さんが帰るたびに「お待たせしてすいませんでした」と謝ってるのが気の毒で。2人で回してるから仕方ないよね〜。
ここのサンドイッチ、サンドイッチの領域を超えていて、手づかみで食べようとすると、もれなく具材がこぼれ落ちるという。それを見越して最初からお箸が添えてあるのがウケる。
まあ、それはそれとして、なかなか食べ応えがあって美味しかったです。朝7時からやってるみたいなので、朝食にはいいね。
修験道の息吹残る戸隠神社
登りたくないよね。登ったけどね。
日中歩くと熱中症が怖いので、早朝から戸隠神社へ。大学の時、今の戸籍上の妻と来て以来だから、31年ぶり。書くとすごい昔に感じるけど、自分の中では結構最近な感じ。長い歴史の中では31年ぶりなんて、ブランクですらない。そう感じさせる戸隠神社。早朝から結構な数の参拝者がいて、駐車場に困るほど。
まあ、この景色見たいよね。
なかなか良い道でした。
宿が見つからない!
途中、黒部市美術館で葉祥明展をやってたので、立ち寄る。彼の絵は和むなあ。
その後、美浜に向かう。遠い。眠い。やばい。大声で歌を歌ってなんとか眠気を覚ましつつ、美浜町へ。ところが、ナビでは到着してるのに、今日泊まるはずの場所が見つからず。案内にも目印が何も書いてない。管理人に電話しても繋がらない。参った。そう、こういう時は地元の人に聞くに限る。作業中のおばあさんに聞くと、最初は要領を得なかったので、あらー!と思ったけど、物件の写真を見せたらすぐにわかった。助かったぁ!でもまあ、目印くらい案内に載せて欲しいよね。
若狭湾の夕陽キレイでした。
昨日より今日、今日より明日
前回は往復40キロ、今日は60キロに設定して自転車リハビリ。三方五湖経由で鯖街道熊川宿へ。
江戸時代、若狭から京都にサバを運ぶ街道があったらしく、その最初の宿場町。ずっと強い向かい風で全く進まず、心折れかけた。
でもほら!ここsaba*cafeのサバサンドの美味いこと!
これまで食べた、どのサバサンドよりおいしかった!1,000円はちょっと高いけど。
戻りは少しルートを変え、ほぼ平坦コース。追い風に乗ってスイスイ進んだけど、今度は暑さで体力が奪われていく。これ見て!39度!
午後は乗るのをやめて、宿近くのレストランでランチ&ランチビール。
結構な人気で駐車場は満杯。まあこの近辺にそもそも食べ物屋ほぼないもんね。
敗戦の日を前に思うこと
8月13日、美浜から舞鶴へ。赤レンガ倉庫にも興味はあったけど、メインは引揚記念館。第二次大戦後、舞鶴は引揚船の主要な帰還先だった。祖父は37か38才で召集され、無事戻ってきたが、帰れなかったら方もたくさんいらっしゃった訳ですよ。敗戦の日を前に立ち寄ってみた。昭和33年まで引揚が続いていたとか、当時の日本国民の約1割に当たる人数が海外から引き揚げてきたとか、全く知らなかった。 こういう記憶はきちんと引き継いでいかねば。
仕上げは諏訪湖の花火
お盆の前日14日に母のお墓参りをして、そのあと父と呑むことにしたので、1日予定を早めて帰宅の途に。
帰りに諏訪湖SAに寄り、付属する温泉に浸かる。SAで温泉に入れるなんて!
しかも、ちょうど花火大会が観られる絶好のロケーション。
楽しい旅でした。
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