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自己PRと長所の違い

自己PRと、長所の違い。

これは就活に限らず、推薦試験や、A O試験などにも使えることです。
学校などの指導ではこれがちゃんと理解できていない先生も多く。こっちで指導して書いたものをクズな文章にして作り替える先生も多い。そのためここでそれらの違いをしっかりと把握してもらおうと書きます。

まずは、二つの大きな違いを理解してください。

自己PRは、性格について書きます。
長所は能力について書くことです。

非常に近いことなので、同じような事を書いてもいいのですが、そのアクセスの仕方を変える必要があります。

まずPRについては、性格なので、
『私は◯◯な人間です。◯◯をしました。そして◯◯という結果を残し、その事から◯◯を学び楽しさに気がつきました」

ポイントは、性格によるアドバンテージを具体例を含めて書く。その事が提出先との理念と絡める事。

次に長所です。これは能力的な事を書くので、
『私は◯◯がある、高校(大学)で、◯◯をした。そしてその事が多くの方々に影響を与える事ができた。この◯◯を生かし大学(高校)の生活を充実したものにし、生かしていきたい。』

ポイントは、自分の能力の強みを書いてその事が、一般的に評価される事の具体例を混ぜて書いて、再現性をしっかりとアピールする事です。

この書いた事が、面接などで聞かれる場合も多く、内容がある程度プアなものであっても、しっかりと伝えられるものであれば学校レベルであれば問題ありません。
ただ、面接官はプロですので、嘘はやめましょう。面接をするとすぐバレます。
そのため、普段から生活を送っている時に考え、行動したのかを意識をしましょう。

漠然と時間を過ごさない、人と論議をする、物事の本質を捉える、感受性を高める訓練をする。映画、本、などでそれらを鍛える。
そして、行動をする。その行動の結果をしっかりと見据える。

この事が出来ないなら、A Oなどはやめて、学力を思いっきり高めてください。
また、クラブだけの生活からは脱して(プロになるなら別)自分の行動が他の誰かの為になる事をしてください。皆んながやるからといった受動的にならない事が最も重要な事です。皆んながやるから「やる」のは本当に最低な考えです。是非とも、指導者の方々も、クラス全員がやってるからやれなどと指導しないでほしいものです。人は奴隷ではない、自由になる為勉強を自らしているのです。そこに他人は入り込む隙はありません。

ちなみに、この自己PRにクラブ活動のことから書くものではありません。性格的なものだからです。性格的なものは家庭で育まれるものでクラブや学校では育ちません。
つまり「野球をやっていたから忍耐力がついた」のではなく、「忍耐力があったから、野球を3年間できた」とするのです。書き方は常に自分を前面に出す事を要するのです。

ついでに指導をする者に多い独善的な人特に、一つのことに打ち込め!というのは明らかに間違いであり、人はそんなことは不可能です。
運動部系統に多いのですが、そんな指導は人を馬鹿と断定していることです。多くの行動から発想が生まれ、能力は開花発展するのであり、一つのことから生まれるものはありません。学生時代は、多くの事に興味を持ち社会などと接点を持つ事が重要であり、一つのことに隔離するような指導は能力のない指導です。そんなことの言う指導者は必要ありません。本当の意味は違うと言うことはわかりますが、子供は額面通り受け取ってしまうのです。
もし本当に一つの事しかできないのであれば社会生活に支障をきたしてしまいます。
人はさまざまなものに接して成長をするのです。学生は失敗が許されやすい学生の時にいろんな事をやってください。そう指導するべきです。