チャノ・ポソ(ChanoPozo)
パーカッションと呼ばれる楽器は様々な種類がありますよね。
コンガやボンゴ、ティンバレス、カホンにジャンベ、ダラブッカ、などなど・・・
昔、レゲーバンドをやってる子に踊りをやるから絶対ハマるからやってみない?って誘われたりもしてました。彼は色黒でドレッドロックの髪型。高校の時はラグビーをやっていたから身体もがっしりしていて、いつもタンクトップにビーチサンダルの出で立ちで・・・どう見ても日本人に見えない男でした。
そんな彼は当時、モード学園という専門学校に通っていてそのモード学園の修学旅行先がロンドンだったとか。その旅行に行く時もタンクトップでビーチサンダルで手荷物はコンビニの袋。
空港で検問で「お前は何しにこの国に来た?」との事で引っかかる。
私も昔、ロスに行ったときにおんなじ目にあったなーーと。
そんな感じで彼には親近感がありました。
彼が太鼓を叩く時に良く「ハートビートを感じて!」って言ってたな・・・
ちょっと脱線しましたがパーカッションと言えば私が最初に思い浮かぶのがチャノ・ポソです。
音譜や楽譜は読めなかったがディジー・ガレスピーが気に入り共にアフロキューバンジャズをつくったパーカッショニスト。相当な暴れん坊だったようで33歳位でニューヨークで撃たれて亡くなったとか。
チャノ・ポソが活躍した1940年代位は中々興味深い時代ですよ。ジャズの新しい胎動があった時代でありBEBOPが生まれた年代で、その中心人物ディジー・ガレスピーはキューバの音楽にコテンぱんにやられて何なら自分に合うラテンをやる。其処からアフロキューバンジャズが作られた年代でもあります。
そんな彼等も登場するアニメがスペインとイギリスの共同で2010年に作られたアニメが存在します。(その頃の空気感やキューバ革命以降の世情なんかも垣間みれます。チャノ・ポソが活動している映像は中々無いから貴重ですよね)
Chico&RITA
(主人公のモデルがBEBO VALDESとか)
現存する音源は質はそんなに良く無いですがチャノ・ポソの叩く音と音楽が好きなので知らなかったという人は是非聴いてみて下さい。
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