
拝啓 キャプテンビーフハート
今は、やっぱり、音楽は解体の時期に来ているんですよ。
日本語ラップ、カンバネラ然りサッチモ然りでしょ!? 特にサッチモなんか、肝が音楽通好みのエッセンスだけで、全編鼻歌っぽいハミングじゃないですか。バンド名の由来のルイアームストロングとは全然違いますね。ルイアームストロングというのは日本でいうと演歌みたいな思わず拳のノリですから。
私がつまりリバイバル、まあコレクションを掘り起こしてみて、どうしても気になるミュージシャン。いますね、やっぱり。
この人こそ、アーティストと呼ぶのにふさわしいミュージシャン、ズバリ、『キャプテンビーフハート』【トラウト・マスク・レプリカ】ですね。何が素晴らしいのかというと、「自信がある。」という事なんです。
噛み砕いて言うと、「めちゃくちゃ」だからです。いきなり、変拍子ですし、
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