三陸旅行 〜震災遺構と「あまちゃん」ロケ地〜
2022年3月、三陸へ。
最初新幹線を予約していたのだけど、前の週の地震で東北新幹線が不通になったので急遽クルマで。初日は福島の夜の森と中尊寺を経由して陸前高田まで。
夜ノ森(福島県)
常磐線の夜ノ森駅。「よのもり」と読むロマンティックな名前の駅で桜の名所。ここは福島第一原発から数キロ。しばらく立ち入り禁止区域だった地域との境目になる。
このあたりも事故以来放棄された商店や大型店舗が目立つ。
高速のSAには放射線量の表示。いまは全く普通で他の地域と変わらない
中尊寺
コドモのリクエストで中尊寺。金色堂は撮影禁止でした。
陸前高田着
陸前高田着。あいにくの暴風雨だったので、市内を回るのは翌朝にすることにして津波復興記念公園の展示館をみて宿へ。
高田松原津波復興祈念公園展示館
玉乃湯
宿は陸前高田の街から細い山道を15分ほど登った一軒宿「玉乃湯」。名前と立地から古い温泉旅館かと予想してたけど今風の小綺麗な作り。部屋も洋風。若い人が中心で少人数で運営しているみたい。ちなみに温泉ではなく鉱泉なので沸かしているらしい。
陸前高田
翌朝は陸前高田を回った。
旧陸前高田駅前。まわり数キロ?にわたって「なにもない」
復興が未だ、というよりここには建物を建てられないということなのだろうか。
テレビや映像ではみていたけど、生でこの風景を見たショックは忘れられない。なかなか行けず10年もたってしまったれど、来た意味はあったと思う。
下宿定住促進住宅
2日目、海岸沿いに震災遺構をたどりながら久慈へ。
震災遺構
たろう観光ホテル
明戸海岸防潮堤
ここは津波のエネルギーの巨大さを実感できる遺構。
津波は数100メートルに渡って、ゆうに高さ5mはあった防潮堤を引きちぎった。
米田歩道橋
防潮堤の水門の上にあった歩道橋。これも津波で引きちぎられて流されている。
「あまちゃん」ロケ地
久慈に到着。じぇじぇじぇ〜
久慈小袖海岸
宿に行く前に「あまちゃん」ロケ地の小袖海岸へ。
小袖海女センターはミニ「あまちゃん」ミュージアム
夫婦岩
お土産にイカのおつまみを。
店員さんの「袋は3円になりますがよろしいですか?」のイントネーションが完全にドラマのシーンそのまんま。片桐はいりかと一瞬思った。
三陸鉄道北リアス線
3日めは三陸鉄道北リアス線に乗りました。
ドラマ中では観光協会があった駅前ビル。あまちゃんの名所ではあるけれど、いまはほぼ空き家のよう。地方都市では悲しいけどありふれた光景。
久慈駅(劇中では北三陸駅)はあまちゃん激推し。
券売機のまえでうろうろしてたら駅員さんが声をかけてくれました。
「半額になるきっぷありますよ」
三陸鉄道北リアス線。久慈駅を出たときは高校生たち?で賑わっていたけどいくつか駅をすぎる頃には貸切状態に。
「北鉄」のわきの道路をアキちゃんが自転車で走る名シーンはここ。
ちなみに「のんちゃん」が再現ビデオをつくってました。
劇中では「袖ヶ浜駅」だった駅
田老駅。このあたりも震災の被害が大きかった地区。
しめは「まめぶ汁」
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