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「ネットワークベイビー」(1990)

1990年のNHKドラマ。一色伸幸監督のツイートで思い出しました。ビデオテープに取ってたけどどっかにいってしまってYoutubeで。印象的でよく覚えていましたが今見るとまるで現代を見通しているよう。
先端ゲーム会社の開発部に移動になった若い女性。戸惑いながらも(当時の)最先端ネットワークゲームに関わっていく。ファミコンのような画像だけど描かれるゲームの世界は今で言う「メタバース」そのもの。
一度は結婚したけれど赤ちゃんを亡くした女性はゲーム世界のキャラクター(「好き」って何?と聞き返すような)と関わり育てていくうちに自らも変わっていく。今再放送してもいいと思う。

キャラクターの姿はとても素朴。1990年代。

当時の風俗やファッションがバブリー。『私スキ』『彼女が水着にきがえたら』の一色伸幸監督の当時の作風。音楽は久石譲。

当時このドラマを見て思ったこと。
物言わぬぬいぐるみや人形でも人は心を寄せ癒しになる。ならば問いかけにこたえる存在なら今思えば、たとえ原始的なものでも、それは人形以上のものになるんじゃないのかと。

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