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EUCを作ろう!2

今回からAccessを中心に書いて行こうと思う。
システム化と言うと、敷居が高いように思える。
EUC(エンド・ユーザー・コンピューティング)は、システムツールを使う人間が自分達の使いやすいようにシステムを作ることを指している。
つまり、システム化は使う人間の使いやすいようにつくって良いのだ。
では、どこから作れば良いのか?
先ずはシステム化したい事を整理する:
システム化とは、
コンピュータで処理しやすい様にデータ化して利用すること
である。
Excelの場合、Cellに入力したデータを集計したり、グラフ化したりする。
その作業がルーティーン化するのなら、データを用意したら、クリック一つで差牛追うが終わるように工夫することだ。
集計作業には集計関数を使う、集計したデータを一覧表にするのなら、罫線を引いたりと装飾する。
定型の書式が決まっているなら、その書式にデータが載る様に仕組みを作るのがシステム化だ。
マニュアルで行っている作業の流れをデータを中心に図化してみる:
EUC(エンド・ユーザー・コンピューティング)でのヒアリングは、手作業で行っている事を一つ一つ、何故そうやって居るのかを確認する。
そして、最終的にその作業の成果物は何になるかを確認する。
元のデータは何から始まるのか、どこから提供されるのか、そのデータは使った後はどうなるのか等の細かい事も確認する。
途中で試算表の様なモノを作るのであれば、その試算表の項目なども確認する。
最初は、マニュアルで行っている作業の整理から始めるのが一般的だ。
そうした確認した作業手順を図化すると、何をすれば良いのかが判ってくる。
※流れ図を私はよく使うので、例として以下に画像を掲載する。

ザックrとした仕事の流れ

こして図式化して、どの部分をシステム化したいのかを考える。
データを用意する:
AccessではTableというオブジェクトにデータを格納してから総てが始まる。
一般的に、Tableに人間がデータをExcelのように登録することは殆ど無い。
Excelやテキスト形式で保存されているデータなどをAccessに取り込んで使うのが一般的だ。
Excelでも、テキストファイル(.txt.csv)等の拡張子ファイルのImportやデータ変換をしてExcelで利用できる形にする。
それと同じ考え方だ。
AccessもExcelのSheetをTableにしたり、テキストファイル(.txt.csv)からデータをTableに取り込む事が可能なのだ。


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