アザレアスポーツクラブDagashiya旗争奪少年野球 掛川市大会 観戦記
少年野球大会を通して相互理解
大会には、32チームが毎回参加する。1チーム登録選手20名としても、640名の子供たちが集まってくる。監督、コーチ、父兄、家族、応援者、役員、審判、ボランティアを入れると、総勢1000人位になる。
皆さんが、私を見てくれる、私の話を聞いてくれる、障害者の私を知ってくれる。このアザレアスポーツクラDagashiya旗争奪少年野球掛川市大会も、私の大きな取り組みの1つである。
掛川市外の子供たちは、最初はジロジロと見てくる。それでいい。だって見た事ないから。これから知ってくれればいい。
野球は、楽しい事が一杯。
毎回皆さんと一緒になって大会を楽しめる事が、本当に嬉しく思っています。
私も、選手のプレーを見て野球が好きという純粋な姿に触れ、改めて野球の楽しさを教えて貰っている。
純粋に、白球を追いかける姿を見て、目の前の一球の大切さに気づかされます。
選手の皆さんから、馴れてくると、障害者だからといって特別なことはせず、友達のように普通に接してくれる。
選手の皆さんには、色々な人と関わり、多くの角度から刺激を受け取って欲しい。
そして1番は、当たり前に野球が出来る事に感謝の気持ちが芽生えてくれる事を願っている。
この野球大会を通して、子ども達や保護者、応援に来てくださった方々に、当たり前に生きる事の大切さを、感じてくれたらと思っています。
野球は楽しい事だけでなく、辛い事、悔しい事、泣きたくなる事だって有ります。
大事な場面で、エラーしてベンチに帰ってきて、涙こらえる選手。打てなかった悔しさに、涙する選手。
でも、その全てがお子さんの成長に必要な事だと私は思っています。
選手だけでなく、選手の家族も一丸となって試合に挑む。そんなチームで子供たちは成長し、その成長は人生の財産となり、様々な逆境や困難を乗り越えられる人になっていくのでしょう。
人生において、何にも変える事のできない時間を共にしたチームメイトへ感謝も忘れないで。
共生社会が盛んに言われる様になっている昨今。
健常者や障害者といった違いを超えて一緒になって大会に取り組む事「共に過ごす時間」が大切だと思っています。
毎回皆さんと出来る大会は大きな誇りです。この野球大会で創ることが出来た、共生社会としての一歩を、未来に繋げていきたいと思っています。
まだまだ未熟な大会ですが、この少年野球大会をますます盛り上げて参りたいと思いますので、何卒よろしくお願いいたします。
第一回大会 開会式
冊子
【YouTube】より
第4回大会 開会式
第5回大会 開会式
記録
歴代優勝・準優勝チーム
白球の記憶
2019年 大会
第1回目のアザレアスポーツクラブDagashiya旗争奪少年野球掛川市大会は2019年10月6日に開催された。
開会式にて駄菓子屋横さんちを代表して来賓挨拶と始球式にてバッターボックスに立たさせていただいた。
それが、野球を通して子供達とのふれあいの始まりだった。
掛川市内の野球少年団の子供達は半数位が福祉教育の教え子であり嬉しかった。
第1回大会は、掛二野球少年団が優勝を飾りました。
準優勝は、大渕野球少年団でした。
2020年 大会
コロナ蔓延で、大会が次々と中止となる中、久しぶりの公式戦。 子供達は嬉しそうに白球を追っていた。
ありがとうの声が心地よかった (^^)v
決勝戦は桜木野球少年団Vs西郷野球少年団
ハツラツとしたプレイに一点差の接戦、とても良い試合でした。
野球にエラーはつきもの
エラーを責めない、エラーをカバー、エラーを怖がらない。そして泣かない。
野球を通して、あいさつが出来る子、ありがとうが言える子、助け合う子、そんな子供達になって欲しい。
掛川野球連盟の皆様、関係各位の皆様、EXITのりんたろうさん、ありがとうございました。
桜木野球少年団が初優勝しました。
2021年 大会
コロナ蔓延にて中止
2022年 大会
第4回アザレアスポーツクラブDagashiya旗争奪少年野球掛川市大会は開催され、参加32チームによる熱い戦いが繰り広げられました。
準決勝は福田本町野球スポーツ少年団✕赤佐ヤングス
佐束土方野球スポーツ少年団✕磐田東野球スポーツ少年団
掛川支部は敗退し、決勝戦の結果は
延長タイブレークの末に7対6で赤佐ヤングスが佐束土方野球スポーツ少年団に勝ち初優勝。
1点を争う良い試合でした。
2023年 大会
アザレアスポーツクラブDagashiya旗争奪少年野球掛川市大会の準決勝と決勝戦が行われました。
磐田スモールキング野球少年団(磐田)VS浜名ヤンキース(浜北)
桔梗が丘野球少年団(掛川)VS篠原グリーンズ (浜松)
どの試合も一点差の白熱した好ゲームで、決勝戦は延長タイブレークでした😊
優勝は
磐田スモールキング野球少年団 (磐田)
準優勝は
篠原グリーンズ (浜松)
野球フォト
https://note.com/19600419/n/ncea3aaac98ef?sub_rt=share_pw
プロ野球公式戦 招待
草薙球場で開催される日本ハム主催の公式戦に掛川支部の少年野球団の子供達を招待しました。