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失ったものも、得たものも

昔、30代の頃
自分はまあまあ頑張っているなって
思っていた頃、

あるきっかけで、
久しぶりに会った友人の
年棒を本人から聞くことがあって、

一瞬で自分の価値が
無くなった、
という気持ちを
感じたことがある。

珍しく少しだけ
落ち込んだのだが、
その時に知った

自分は何も変わらないのに、
あることを知っただけで、
あった価値が無くなるって事。

価値って、
そんなにも曖昧で、
自分勝手なものだったんだ、って。

そのひとつの経験は、
自分の中でとても大きくて、
以降、
『他人と比べるのはやめた』
のでした。

同時に、
完全な共感ってない、

前向きに捉えようと思った。
自分の言葉も
相手の言葉も。

それでも、
人との関わりを
怖がってはいけないし、
挑戦も甘えも必要だし。

という、
ひとり時間で思い出した事、
以前とは違う言葉を
よく目にする
今の日常の中でも、

信じられることはあって、
自分の信じる事と
まだこれから知っていくことが
ある世界を

今日も生きていく
幸せを感じて。

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鈴木 郁子(Ikuko Suzuki)
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