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女の子の夢がぎゅっと詰まった1時間54分、『ティファニーで朝食を』
元祖ファション映画、オードリー・ヘップバーン主演『ティファニーで朝食を』。女の子の夢がぎゅっと詰まった1時間54分。
何が元祖ファッションかと言うと、同居する猫と一緒に飲むミルクがワイングラスだったり、夜の仕事をするために昼間に寝るときに必須のアイマスクがキュートだったり、“やってないことをやる一日”を試すためにNYで悪戯(10セントストアで万引き!)をする日も綺麗色のエレガントなコートだったり…と、主人公がとってもオシャレ。
でも、実はこの映画の一番の魅力は、「いつでも自分の欲しいものには自分でぶつかって、結果を他人のせいにしない」「未熟な自分を見つめる時は、一人でクロワッサンをかじってでも”憧れ”から目をそらさない」…という主人公の姿です。
人生、いくつになっても”憧れ”への気持ちは忘れたくないし、隣にある幸せを受け止める素直さも大切だということを、心に刻んでくれる名作です。
主人公が「ティファニー」のショーウィンドウを秘めた野心で見つめる冒頭のシーンと、雨に打たれながら真実の愛に気づくラストシーンだけを観ても、女に生まれて良かったと思います。
映画のスタイルを参考にしつつ、本物のファッションをつかみたいですね。
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