見出し画像

日常と非日常をつなぐもの

※この記事は195modèle公式サイト上で連載されていたコラムを再掲載したものです。

北海道に行ってきました。4年ぶり2回目です。

が、ウニやイカ、 その他道外から行ったら絶対に目的にしたくなるような、 そんな食事はしませんでした。

私の目的は、 「この人に逢いたい」 だったからです。

その私の目的は、 充分に満たされて、 逢いたい人と「生活の時間を共有」しました。

好きな人と 同時に、深く正直に、 一緒に感じて生きる、
その風景が北海道という私にとっては異国で、 いつもと違うアートがあり、
なにより、 その場で共に感じて対話する連日。
仕事や生活が交わってきても、 信頼と発見だけの時間。
夢と生活を 欲望と正しさを 一体化したい私には、 またとない一週間でした。

生活の延長のパンやメロンやトマト、 ジャガイモ、サッポロビール(!)、
景色が雄大な手の込んだランチ、
それはそれは、美味しかった。

そして、北海道は大きかった。 まっすぐだった。

広島に戻って、 アトリエでのスクールも制作も、
もっと 「自分の中のホンモノさがし」 に忠実に、純粋で居れるような気がします。

人とひと、 自然としぜん、 時間と瞬間。
奇跡的な出逢いと選択の積み重ねを 今日からも。
旅も異空間も日常も、 全てが、 今日からの自分と周囲のために。

いいなと思ったら応援しよう!

鈴木 郁子(Ikuko Suzuki)
読んでくださりありがとうございます。いただいたサポートは作品の制作や個展開催の費用として使わせていただきます。