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ごめん!頼む!!

最近ちょっと気づいたことがある。
「期限に追われること」も、ワルクナイ、ってこと。
「ごめん、頼む!」って言われたら、嬉しい、ってこと。

東京での私の生活は、追われに追われまくっていて、
ま、自分がひとつずつをゆっくりにしかできないっていうこともあって、
体力があることをフルに活用して
とにかく、『長時間での勝負!』に出ていた。

それはそれで鍛えられたし、
(まわりの方方には、本当にごめんなさい)
自信にもなったし。

パリ生活後、成田空港での
『言葉通じる日本でなら、今後なにがあっても怖くない』と、
モード教師時代後、フリーでの
『あの生活を思えば、今後忙しいなんてありえない』は、
いまの私の事実上の基盤、
となっている。
(本当はもっと、優雅な基盤がほしいんだけれど)

でも、こころやさしい私は(?)
きっと、生徒の方々は、
そんな切羽詰まった状況でのどさくさなんて欲しがっていないだろうし、
きっと素敵に自信に満ちた自分の姿を認めたいのだから、
どんな状況も受け止めよう、とやってきたが。
いろいろあって、最近ちょっと、忙しい。

で、もう一度考えてみると
「ごめん、徹夜で仕上げて!」とか
「ごめん、とにかく頼む!」って、
なんか嬉しいし人間界に生きている感じがして
スマホ手にする時間もない感じ、ちょっといい。
懐かしい感触の、夕暮れ。

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鈴木 郁子(Ikuko Suzuki)
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