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オリジナルな着こなし
21世紀になってだいぶ経つのに、いまだ20世紀型のマス経済から抜け出せません。抜け出すにはどうしたらいいのか、とういうのはファッション界でも同じ。“オリジナルな自分”の価値をファッションでサポートしたい195。今回は「オリジナルな着こなし」についてお話しします。
「裸でもおしゃれな人はおしゃれなのだ」
究極を言えば、「裸でもおしゃれな人はおしゃれなのだ」と、大好きな露天風呂で思ったことがあります。鍛えた骨と筋肉の中にある精神や、仕草にも出る優しさの表現。それがここ露天風呂内でも表れている女性は、きっと服を着ても素敵なはず、と。
そうなると、ファッションについて探求し、教えている自分にとって、服とは一体なんなのか…?服選びの前に「自分づくり」が必要なのではないかと思っているのです。
ファッション誌ではなく、文学や詩を
そこで!オリジナルでオシャレな自分を創るために読むべきものとして、ファッション誌ではなく、文学や詩をオススメしたいと思います。まずは、映画『気狂いピエロ』を観るのはいかが?
フランス映画の中でも、文学からの引用が多い、ジャン=リュック・ゴダール監督の初期の代表作です。台詞の全てが分からなくても、林の中での名シーン「女の運命線と男の腰の線」の意味を辿りながら、映画の中に出てくるアルチュール・ランボーの詩世界にも触れてみてはどうでしょう。
“DON’T THINK. FEEL(考えるな。感じろ)!”
いつもとは違う方面の良作に触れたなら、自分のアンテナを信じて、オリジナルな自分の「オリジナルな着こなし」にチャレンジを。
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