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「散る桜 残る桜も 散る桜」(良寛和尚)

午後から取引先を訪問、取引先が運営するカフェの店頭の桜がちょうど満開でした。「この場所に店を構えることを決めたのは、この桜の木があったから」だそうです。来店された方々は幸せそうに桜を眺めていました。

樹齢はおよそ50年ということでした

こちらもミーティングの前にしばし桜を眺めていました。ひらひらと舞い落ちる様は、無粋な僕でも心に響くものがあります。眺めているうちに、「散る桜 残る桜も 散る桜」という句を思い出しました。

江戸時代の僧侶で、歌人でもあった「良寛和尚」の辞世の句といわれている歌です(諸説あるようですが・・)「どんなに美しくきれいに咲いている桜でも、いつかは必ず散る。それは必然である」と勝手に解釈しています。

戦時中は「お国のために潔くよく散ること」と湾曲されて使われた歴史もあります。女子学生たちは祈る様な気持ちで桜の枝を振り、泣きながら特攻機を見送ったそうです。それでも桜は翌年になると再び花を咲かせます。

こちらの桜のことを投稿しています


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