知的障害者入所施設は必要ないのか?
以下の記事の見出しにある「施設ある限り繰り返す」とは、入所施設のことを指しているのだろうか?
入所施設をすべて解体すれば「虐待」は起きなくなるのだろうか?
施設だろうが、グループホームだろうが、居宅(自宅)だろうが、多くの虐待が実際には起きている事実を、この記者はどう説明するのだろうか?
何らかの事情で、地域生活が困難となった場合、緊急避難的に入所(生活)施設は必要ないのだろうか?
多くのグループホームの支援体制の不十分さをこの記者は知っているのだろうか?
その他、様々なことが疑問として沸き起こる見出し・・・
『なぜ起きる障害者施設の虐待 「施設ある限り繰り返す」朝日新聞デジタル2021年8月11日 11時00分』によれば、
「市原市の知的障害者支援施設で、元職員の男(26)が入所者3人に傷を負わせたとして傷害の容疑で5日逮捕された。障害者施設での虐待事件はなぜなくならないのか。行政は問題を起こした職員個人の資質を問題視して再発防止策をとってきたが、閉鎖性の高い施設の構造的な問題が根本的要因だとの指摘もある。
事件があったのは「千原厚生園」。同園や市原署によると、容疑者は約5年前から正職員として勤務していた。被害者の入浴支援中に他の職員が傷に気がつき、3月26日に市に報告。傷は物で引っかかれたようで、いずれも軽傷だった。
警察の捜査開始後、元職員がけがを負わせたと認めたため、5月に懲戒解雇された。同園ではパートも含む職員約30人が交代制で入所者約50人を支援。夜勤は3人体制で、この元職員が担当することもあった。
同園ではこれまで同様の事例はなかったとし、「障害者の生活や人生を充実させるために取り組んできたなかで、あってはならないこと」と謝罪した。今後、第三者を交えて施設の運営を抜本的に見直すことを検討しているという・・・・(以下略)」と書かれているが・・・・
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