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【NIWAの話】カナブンに蚊取り線香
ルーマニア出身の知り合いから、ブドウの葉を取っておくといいと入れ知恵された。祖国では葡萄葉にひき肉を詰め煮込む料理があるという。
うんうん、わかったと言っておきながら、気がつくと葉ぱはすでに穴だらけである。カナブンか、カメムシか、未だ正体をつかめてはいないけれど、落とし物は盛大にビートルのボンネットに落としてゆく。そしてぶどうの葉っぱは穴だらけ。
どうにかできないか。
一昨年は葡萄が豊作でたくさんビネガーを作った。今年は、管轄を私に移管しちゃんと管理するつもり。それで・・・、手入れしやすい環境にすべく、果実に日があたるよう剪定をしている。
ついでに蚊取り線香を焚いた。
剪定の効果か、葡萄棚は香り芳し。
こんな匂いを感じたことはないと、あたりを見回すけれど香りの発生源は葡萄以外に特定できず、地味な葡萄の花の香り以外にない。
昆虫たちを飛来させる魅惑的な香りを堪能した。
けどね、やっぱり、
あんまり我が物顔に巣くってほしくなくて、
せめてもう来てほしくなくて、(すでに葡萄は結実していてあとはしっかり太ればいいので)蚊取り線香を焚いた。
調べたところ前述の二者には効果はないとのことですが、
素敵なブドウの香りの上に、懐かしい線香の香りをさせれば
多少嫌って虫たちは遠慮してくれるのではないかと、
葡萄棚に蚊取り線香をかけました。
さあて、効果はいかに。