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今まで、富山県は全国でも有感地震が少ない県だった・・・

能登半島地震から1ケ月が経ちました。
被災された方々には心からお見舞い申し上げるとともに、復興に尽力されている皆様には安全に留意されご活躍されることをお祈りいたします。

三方を山々に囲まれた富山

数年前まで、富山県は有感地震の少ない県としてクイズ番組にも取り上げられるほどだったのに・・・。
地震で記憶があるのは中学生時代の新潟地震です。
鉄筋コンクリート造りの校舎が揺れ、大騒ぎしたのを覚えています。

新潟地震は1964年6月16日に起きたM7.5の地震で、新潟県を中心とした日本海沿岸で建物倒壊、津波、火災などの被害が発生し、26人の方が亡くなっています。液状化被害や地下水の噴出、石油タンクによるコンビナート火災、橋梁被害などの災害様相から、1978年に発生した宮城県沖地震と並んで「はじめての都市災害」とも呼ばれます。

富山県は新潟県との県境に「立山連峰」があり、この3,000m級の深い岩盤のおかげで被害は殆どありませんでした。
三方を山々に囲まれていたことが幸いしていたのでしょう。
とは言え、阪神淡路大震災や能登沖地震も大きく揺れました。

海越しに臨む立山連峰

今回の地震は生まれて初めての激震体験で、立ってられないほどで、思わず「やめてくれ~」と叫んだほどでした。
余震も続き眠れませんでした。

石川県の被害状況  2/20
今回の地震で石川県内で被害が確認された住宅の数は、能登地方を中心に7万4393棟の住宅で被害が確認されました

富山県の被害状況  2/20
住宅被害は1万1483件。全壊は166件、半壊は510件、一部損壊は1万807件となっています。


もう安全とは言えなくなってしまったのか???富山県

詳しくはこちら

https://www.jishin.go.jp/regional_seismicity/rs_chubu/p16_toyama/

記録に残る地震を引き起こした断層帯が不気味なエネルギーを溜めてるし、能登から佐渡への震源域が起こしうる「津波」で富山平野の海岸部はどうなるのでしょうか心配です。

日頃から家族全員の防災意識と飲料水・長期保存食糧・生活物資は備えておきましょう                        

防災グッズ


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