60年前のTVドラマが面白い
1962~1967年 TBS系列で放送 (45分)
みどころ
サンダース軍曹を中心とした歩兵達の「ヒューマンドラマ」である
戦闘シーンも多いが、現代映画のような目を覆うような残虐なシーンはない
戦争の酷さ、人間とは何か等の深いテーマを扱っているドラマである
ドイツ兵やフランス人役を演じた俳優の中には、ドイツ語圏・フランス語圏の国出身の俳優や、ドイツ語やフランス語圏の国にルーツを持つ俳優が多く起用されている
敵役とされるドイツ兵についても、決してただの悪役としては描かれておらず、むしろドイツ兵の日常のさりげない描写を通じて主人公のアメリカ兵たちと大差のない、同じ人間として描かれている
戦場にて必死に生きる女性・子供・老人も主人公として捉え、ドラマに変化(喜怒哀楽)を持たせている
毎回、脚本家を変えているのかな? マンネリ化してないこと、構成や出演者の演技もしっかりしてるので、見ごたえはあると思う
今のテレビ番組が面白くないときは、これを観ているジジイなのでした…152話X3回目…(笑)