何清漣氏:★アメリカ文化大革命の背後にあるマルクス主義の亡霊「BLM」 2020年6月30日

 ★「BLM」共同設立者の「目標」

 5月25日、法執行中に警察に首を絞められて殺されたジョージ・フロイド氏の死以来、街頭暴力事件が多発しています。「 「Antifa(アンティファ)」と「BLM」(Black Lives Matter=黒人の命は大切だ。中国語で「黑命贵」)は「正義がなければ、平和はない」という旗印の下に、全国各地で様々な歴史上の人物像が燃やされ、あらゆる破壊行為や略奪が横行しています。 ニューヨーク、サンフランシスコ、ミネソタ、ミネソタ、米国民主党の州の最高責任者らが「BML」の革命的行動を高く評価し、協力と支持を表明しため、サンフランシスコ市やミネソタ州では、公共の安全が深刻な問題となっています。

 民主党が公共の治安を軽視し、アメリカの先祖たちの像の破壊を公然と主張していることに人々が困惑している時、6月23日には「BLM」の共同創設者である パトリッセ・カローズ女史がテレビで講演し、「狙いはアフリカ系アメリカ人のための正義よりももっと単純で、メンバーは訓練を受けたマルクス主義者である」ことで、その目標は、11月までにトランプ大統領を辞任に追い込み再出馬を阻止することだと明らかにしました。 ジョー・バイデン民主党大統領候補が権力を掌握すれば、警察と犯罪の関係を変える政策の制定を要求するというのです。

 6月24日、ニューヨーク地区責任者の「BLM」リーダー、ホーク・ニューサム氏はインタビューで、「もしも米国が我々の求めるものをよこさないのなら、そのシステムを破壊するまでだ」と述べました。「イエス・キリストは歴史上最も有名な黒人の急進的革命家だ」、「私はどんな手段を使ってでも、黒人の解放と黒人主権を実現する」とも言いました。

 ★「BLM」の過去と現在

 「BLM」は、オバマ政権時代から米国で公然と活動してきました。 トランプ大統領の更迭を目標だとしたカルロス女史は、2015年に「Democracy Now!」で演説した動画ではこう行っていました。マルクス主義の神学に大変興味を持っていること、米国の国内テロリスト、エリック・マン(Eric Mann)の「労働・コミュニティ戦略センター」で10年間訓練を受けたとも述べています。彼女はセンターを「政治家養成所」と呼んでいます。

 カルロス女史は、自分がマルクス主義の世界観を身につけ、訓練されたオーガナイザーになった経緯を説明しています。センター長のエリック・マンを自分の指導者として認めています。マンは、テロリスト集団「ウェザー・アンダーグラウンド」の重要メンバーとしてだけでなく、1960〜70年代の左翼運動の精鋭部隊(自称「1968ers」)のメンバーでもあります。

 マンは、マルクス主義者として有名なビル・エアーズ(Bill Ayers)と組んで 「ウェザーマン・アンダーグラウンド」と共同戦線を張り、警察や政府ビルを爆破したことで勇名を馳せました。彼らのスローガンは、「白人の戦闘力」と「黒人の解放運動」を結びつけ、他の過激派運動とともに米帝国主義打倒を目標とし、最終的にはプロレタリアートの共産主義社会を作ることです。

 「労働・コミュニティ戦略センター」は、この運動を「都市実験」と呼んでいます。それは、「草の根組織」を用いて、「反植民地主義、反帝国主義、共産主義の抵抗の歴史や、共産主義のは歴史的に、黒人やラテンアメリカの末裔と長い関わる長い歴史があること」や。 危機的な時期に動員できる組織ネットワークを構築(これは組織化の原則である「地縁の原則」と一致しています)させることです。今回の「BLM」の街頭行動方式は、暴力のために地域コミュニティの力を動員することでした。

 カルロス女史は、同センターが米国共産党(the U.S. Communist Party)の、特に黒人共産主義者の活動や、ブラックパンサー党、アメリカインディアン運動、ヤング・ロード、ブラウン・ベレーツ、「偉大な1970年代の革命的虹の実験運動」の革命経験に関心を寄せ、こうした経験はみな「新共産主義運動」が吸収したと明言しました。

 カルロス女史は、2018年1月に自伝『テロリストと呼ばれて:BLMメンバーの回想録』を出版し、「新共産主義運動」(When They Call You a Terrorist: A Black Lives Matter Memoir,January 16, 2018))を発表し、これはAmazonで販売されています。

 ★「ウェザー・アンダーグラウンド」とオバマの戦友関係

 「ウェザーマン・アンダーグラウンド」が出現すると、少数の敏感なアメリカ人が、すぐにオバマ前大統領とBLMの共通の接触を思い出した。 ビル・エアーズだ。

 バラク・オバマ氏はアメリカ史上初の黒人大統領であり、当選時には、アメリカ人はもちろん、世界中の人々が 民主主義の烽火の大勝利は、アメリカにおける人種肯定の画期的な出来事だとして、彼の当選に歓声を上げました。

 実は、彼はその昔、「ブラック・マルクス」と呼ばれていたにもかかわらず、ホワイトハウスの最初のクリスマスツリーに毛沢東の肖像画を掲げ、人種間の対立を加速させる「BLM」運動を支持しました。在任中に米国の多くの州で麻薬の非犯罪化を達成し、性的多様性を鼓吹し、はなはだしきは「ジェンダーフリートイレ」を推進して、退任した大統領の従来の行動規範に違反し、今回の選挙に関わろうとしているにもかかわらず、米国人は、彼のやろうとしていることから、目を背けようとするのです。

 オバマ前大統領の真意がはっきりしたのは6月1日でした。6月1日には全米各地でフロイド氏の追悼式が行われ、 儀式や抗議行進がエスカレートし続ける中、オバマ前大統領はメディアに『真の変革へのターニングポイント』(The Turning Point for Real Change)と題する手紙を公開し、国中のプロテスター伝えました。
オバマ前大統領は演説の中で、時代に合った戦略を練るのは新世代の活動家にかかっている、と言いました。 これまでの彼の空虚な演説とは異なり、今回は具体的な改革の方向性を示していました。

:米国の刑事司法システムは、何度も人種偏見の問題が繰り返し現れた。抗議や選挙による改革以外に、肝心な点は、警察部門と刑事司法システムの改革であり、一番大事な突破点は、州と地方政府であるというBLMの「警察予算をとり消そう」というアピールに対して、オバマの演説は呼応するものでした。

 それでもアメリカ人は、オバマ前大統領が意図的に隠してきた政治経歴の歴史を思い起こそうとはしませんでした。 カルロス女史らが現れて初めて、ようやく誰もが両者の関係を思い出したのです。 その関係とは、2008年の大統領選挙の40日以上前の9月23日、ウォール・ストリート・ジャーナル紙が「オバマと エアーズは学校に過激主義を押し付けた」(Obama and Ayers Pushed Radicalism On Schools)という記事です。それには、オバマ氏の2つの自叙伝で意図的に隠蔽されたエアーズと関係する事実に言及しています。

 1995年から1999年まで、オバマ氏はシカゴ・アネンバーグ・チャレンジ(Chicago Annenberg Challenge、またはCAC)と呼ばれるキャンペーンを率いており、2001年まで理事を務めました。この組織は、地域活動家や過激な教育活動家に1億ドル以上を注ぎ込んでいます。CACは1960年代にウェザーアンダーグラウンドの創始者ビル・エアーズが発案したものです。CACファイルの文書は、エアーズとオバマがCACのパートナーであり、オバマの政治的主導者だったことを明確に示しています。

 しかし、2008年の大統領選挙では、エアーズの過激な政治色と過去の、たとえばペンタゴンビルや警察など公共建造物の爆破などの過去の記録のこともあって、オバマは意識的に、エアーズとの関係を隠し、「自宅近くに住んでいた一人」だと、色彩を薄めました。

 エアーズって誰だ?に関しては、「ウェザー・アンダーグラウンド」とそのソーシャルネットワークを紹介が重要です。 ウィリアム・チャールズ・エアーズ(ビル・エアーズ)については、ウィキペディアにこう記載されています。

 :1944年12月26日生まれ、アメリカの基礎教育理論家で、引退前はシカゴの イリノイ大学教育学部教授、教育学傑出教授の称号に選ばれたこともある。 1960年代、ビル・エアーズはベトナム戦争でのアメリカの関与に反対する組織「ウェザーアンダーグラウンド」の創設者でありリーダーだった。

 彼は1960年代の過激な活動家であり、その後の教育改革、カリキュラム、教育の分野での活動で有名だった。 「ウェザーアンダーグラウンド」は、 アメリカ帝国主義を終わらせるための自称共産主義者の革命グループで、 ベトナム反戦運動として1960年代から1970年代にかけて、公共の建物 (警察庁、米連邦議会議事堂、国防総省)を爆破する作戦を展開しました。

 オバマ氏がホワイトハウスに入ると、ますます左翼化するその政策に危険性を感じ、ビル・エアーズとオバマの関係を暴露し続けた者もいました。「ビル・エアーズはどのようにして政治家としてのキャリアをスタートさせたのか」((Isn’t This How Bill Ayers Got His Start?  2013年4月16日)の記事では、ビル・エアーズが1969年に始めた、 警察官の殺害、警察官の死傷者を祀った像への爆弾設置、連続爆破テロなど、現在では「テロ活動」と呼ばれている暴力的活動を紹介しています。

 しかし、ビル・エアーズの最大の成功は、「体制内の長征」として、米国の大学で教育家となったことです。授業中に「米帝国主義の終結」と、新世界の樹立と我々が世界で果たさねばならない役割について常に話し続け、大学で、左派過激分子を養成しました。エアーズの周辺では、オバマが彼の親友だったことは、皆が知っていました。

 1968年にパリ5月騒乱から広がった世界左翼運動は、アメリカでは反ベトナム戦争運動、日本では赤軍派として登場しました。 世界的な左翼運動は1969年に終了し、運動の指導者とバックボーンはほとんどがエリート学生したから、大学や大学院に入りこむことに成功。講義室を占拠して新人を育成することで、反対派を排斥し、 大学は左翼の教職独占を完成させ、左翼の育成拠点にしてしまいました。

 ビル・エアーズのような非常に著名で有能な数人は、ソーシャルネットワークを使用して、左翼社会運動を育成する様々な活動を開始し人材のベースを築きました。ビル・エアーズの最大の成功は、キングメーカーであり、オバマを大統領の座押し上げるのに成功したことです。

 ★極左の望む米国の社会主義化

 今や、いよいよ米国極左派が「アメリカ帝国を終わらせる」夢を実現する時が来ました!今年の選挙に賭けているのです . 彼らは何年も前からこの瞬間のために準備してきたのです。だからこそ民主党は今年、あらゆる種類の汚い手口や戦術を駆使しています。

 各州での議員選挙不正に加えて、BLMが正式に出てくるまでは、今年の新型コロナウイルス流行は民主党の切り札となりました。スローガンも「バイデンは流行病に対する戦いを唯一の正しい指導者」となりました。

 BLMが街頭に出てから、すべての生物科学の専門家が、BLM革命運動は大変重要で、新型コロナ防疫措置として人間の間の距離を取ることは、さほど重要ではないと言い出しました。今や、破壊し燃やす方法では民意の支持が得られないとみると、再び、新型コロナカードを使い始めています。
 アレクサンドリア・オカシオ=コルテス下院議員は、民主党の州は、11月の大統領選挙後まで経済を再開させるな、と大っぴらに呼びかけています。失業が増えれば、トランプ政府をやっつけられるからです。

 こうしたすべては、ただ一つの目的のためです。

:どのような手段を使っても、勝たなければならない、のです。 この点は、一部のアメリカ人は気がつき始めたようです。.6月23日に、ジョエル・B・ポラック(訳注:右派メディアサイト「ブライトバートbreitbart編集長)は、最近の3つの兆候は、たとえ民主党が11月の選挙に勝ったとしても、彼らの望みはただの権力の移行ではなく、米国全体の社会制度を変えて、社会主義を実現させることだと指摘しています。


 アメリカの政治状況は険悪です。私も、2016年のようにトランプ氏が勝つとは言えません。 しかし、民主党の極左翼が、操り人形のバイデン大統領と共に勝利した時、アメリカはどんな風になるのかに関しては、私は確信しています。トランプ氏は間違いなく多くの欠点を持っていますが、極左が社会主義でアメリカを破滅させる危険性に比べれば、それらの欠点を大目に見ても構わないと思っています。 また、アメリカの人々にもこの危険性を見てほしいと思います。

 ソ連主導の「共産主義1.0」とは違うのです。あれは資本主義世界の外で行われた共産主義革命だでした。 しかし、民主党が政権を取り、アメリカ共産主義革命が復活すれば、オーウェルの「動物農場」の物語がまた上演されることでしょう。西欧資本主義の中心の アメリカで、です。

 なんという人類への皮肉でしょうか。その根源を遡れば、アメリカ資本主義の首に巻かれた縄は、「アメリカを終わらせる」ことを決意しているビル・エアーズのような極左主義者と アメリカの教育制度とマスコミが長年、努力を重ねて生み出してきたものなのです。

 (終わり)



何清涟:美国文革/BLM背后的马克思主义幽灵
2020-06-30

【大纪元2020年06月30日讯】随着BLM反种族歧视的街头暴力蔓延,各跨国公司正纷纷将带有“白”字的商品下架,并承诺今后将招收一定比例的非裔,比如微软将招收非裔员工不低于30%。当此革命形势大好之际,前一向对BLM(Black Lives Matter)欢呼叫好的主流媒体,突然齐刷刷地高调报导疫情,不再关注任何与BLM有关任何消息。运动还未完结,媒体为何突然噤声?细查之下,才发现,原来是BLM的重要人物纷纷登台,创始人之一公开宣称他们不在意弗洛伊德之死,真正的目的是要让川普在大选之前下台;大纽约地区的负责人则宣布要摧毁现存的不能满足他们要求的政治系统,包括这个组织与奥巴马的联系浮出水面,美国主流媒体立刻知机而退,重新寻找另一个打击川普的新方向:疫情重发,不能重开经济——当然不会总结原因就是前一向的革命集会引发的。

BLM联合创始人自述的目标


自5月25日弗洛伊德(George Floyd)被警察在执法过程中锁喉而死,由Antifa与Black Lives Matter(简称BLM)组织高举“没有正义,就没有和平”的旗帜下,在全国范围内烧毁历史人物的各种塑像,各种打砸抢烧盛行。由于民主党州各级行政长官都表示对BML革命行动高度配合支持,纽约、旧金山、明尼苏达州的公共安全成了严重问题。

正当人们对民主党将公共安全置于不顾、公开提倡推倒美国先贤的塑像百般不解之时,6月23日,BLM的联合创始人之一派翠丝·卡洛斯(Patrisse Cullors)女士在电视上上发表讲话,承认该组织成员是训练有素的马克思主义者,他们的议程比为非裔美国人伸张正义要简单得多。就是要让川普不参加大选,在11月之前下台。等拜登上台后向他施压,要求其制定政策,改变警务和刑事定罪的关系。

6月24日,大纽约地区BLM领导人Hawk Newsome在采访中公开说,如果美国“不给我们想要的东西,那么我们将毁掉这个体系”,“耶稣基督是历史上最著名的黑人激进革命家。”“我只是想通过一切必要手段实现黑人解放和黑人主权。”

BLM的前世今生

BLM(中文译为“黑命贵”)在奥巴马执政时期就在美国公开活动。卡洛斯女士发表此次目标是要让川普下台的讲话之后,卡洛斯女士2015年接受《现在民主!》(Democracy Now!)的采访视频被挖出来。在这段采访中,她坦言自己对马克思主义神学有浓厚兴趣,称自己曾在美国国内恐怖分子埃里克·曼恩(Eric Mann)办的“劳工/社区战略中心”(the Labor/Community Strategy Center)接受过10年培训,她称这个中心为“第一座政治家培养所”。

卡洛斯描述了她如何养成马克思主义的世界观,并成为一位训练有素的组织者。她承认该该中心的主任埃里克·曼恩(Eric Mann)是她的私人导师。这个曼恩赫赫有名,不仅是恐怖组织“地下气象员”(Weather Underground)的重要成员,还是60年代和70年代的左派运动的中坚(这类人骄傲地自称“1968年人”),曼恩曾与大名鼎鼎的马克思主义者比尔·艾尔斯(Bill Ayers)在“地下气象员”中合作,因轰炸警察局和政府大楼而闻名。他们号召组建“白人战斗力量”与“黑人解放运动”联合,和其它激进运动一起达成摧毁美帝国主义的目标,并最终建立一个无阶级的共产主义世界。

劳工/社区战略中心将这个运动称之为“城市实验”(an urban experiment),利用基层组织“关注与反殖民,反帝国主义,共产主义的反抗历史,以及与共产主义有悠久深厚的历史联系的黑人和拉丁裔社区”,建立组织网络,关键时刻可以动员(这符合组织学原理“地缘关系”),这次BLM的街头行动方式之一就是通过动员社区力量进行暴力活动。

卡洛斯女士明言,该中心还对美国共产党(the U.S. Communist Party)“特别是黑人共产主义者”的工作表示赞赏,并对“黑豹党”(the Black Panther Party),美洲印第安人运动(the American Indian Movement)、年轻上议院(Young Lords)、布朗贝雷帽(Brown Berets)和“伟大的1970年代革命性彩虹实验”(the great revolutionary rainbow experiments of the 1970s)的革命经验感兴趣,这些经验都被“新共产主义运动”吸纳。

2018年1月,卡洛斯女士曾出版一本自传《当他们称呼你为恐怖分子:一个黑命贵的回忆录》(When They Call You a Terrorist: A Black Lives Matter Memoir,January 16, 2018),此书在亚马逊网站上有销售。

“地下气象员”的创建者与奥巴马曾是战友


“地下气象员”组织现身,少数敏感的美国人立刻想起奥巴马与BLM之间有个共同的联系人,比尔·艾尔斯(Bill Ayers)。

奥巴马是美国历史上第一位黑人总统,他当选时,美国人与全世界都为之欢呼,认为这是美国这座民主灯塔的伟大胜利,是美国种族平权的里程碑事件。尽管他曾有“黑色马克思”之称,尽管他在白宫的第一个圣诞节树上挂上毛的画像,尽管他支持黑命贵运动加剧了美国种族冲突,尽管他任期内在美国许多州实现了毒品除罪,尽管他主张性别多元化甚至颁布男女同厕令,尽管他今年不同寻常地违反退休总统行为惯例干预美国大选,但美国人不愿意往其它方面猜想他的用意。

他真正暴露自己的目标是在6月1日发表的那篇讲话。6月1日,在美国各地为弗洛伊德举行悼念仪式及抗议游行不断升级之际,前美国总统奥巴马在Medium发布了封告全国抗议者书,原标题为“如何让这一刻成为真正的转折点”(How to Make This Moment The Turning Point for Real Change),他在演讲中公开说,要靠新一代的活动家来塑造最适合时代发展的策略。与他以前空话连篇的演讲不同,这一次他指出具体改革方向:美国的刑事司法系统中反复出现的种族偏见问题,除了通过抗议、选举来改革之外,重点在于在改革警察部门和刑事司法系统,最重要的切入点是在州和地方两级,BLM要求Defund The Police的呼声与奥巴马演讲形成应和之势。

即使如此,美国人还是没想起奥巴马被刻意隐藏的政治发家史。直到卡洛斯等人现身,才终于有人想起二者的关系。这关系,在2008年总统大选前四十多天前的9月23日,《华尔街日报》曾刊发《奥巴马和艾尔斯将激进主义推向学校》(Obama and Ayers Pushed Radicalism On Schools)一文,提到撰写了两本自传的奥巴马刻意隐藏的一段与艾尔斯有关的历史。从1995年到1999年,奥巴马领导了一个名为“芝加哥安嫩伯格挑战赛”(The Chicago Annenberg Challenge,简称CAC)的教育基金会,并一直担任董事会成员直到2001年。该组织向社区组织者和激进的教育活动家手中投入了超过1亿美元。这个CAC是1960年代Weather Underground创始人比尔·艾尔斯的创意。CAC档案中的文件清楚地表明,艾尔斯和奥巴马是CAC的合伙人,也是奥巴马的政治领路人,1995年,奥巴马首次参加伊利诺伊州参议院竞选是在艾尔斯家中举行的一次聚会上。但在2018年总统大选中,由于艾尔斯的激进政治色彩与过去的纪录(比如轰炸五角大楼与警察局等公共建筑),奥巴马刻意淡化与艾尔斯的关系,将其称为“住在我家附近的一个人”。

艾尔斯何许人也?这里有必要介绍“地下气象员”这个组织及其社会网络。维基百科相关辞条这样介绍威廉·查尔斯·艾尔斯(William Charles Ayers):生于1944年12月26日,美国基础教育理论家,退休前是芝加哥伊利诺伊大学教育学院的教授,曾获杰出教育教授和高级大学学者的称号。在1960年代,艾尔斯曾是“地下气象员”组织的创建者与领导人,该组织反对美国卷入越南战争。他以1960年代激进的激进主义以及后来在教育改革,课程和教学方面的工作而闻名。由艾尔斯与他人共同创建的“地下气象员”,是一个自称为共产主义的革命团体,旨在推翻帝国主义,终结美国帝国。为反对美国参与越南战争,地下气象员在1960年代和1970年代发起了轰炸公共建筑(包括警察局,美国国会大厦和五角大楼)的运动。

奥巴马进入白宫后,有人从他日益左倾的政策中嗅到了危险,继续揭露艾尔斯与奥巴马二者关系的文章,在《艾尔斯的政治生涯如何起步?》(Isn’t This How Bill Ayers Got His Start? Apr 16, 2013)一文中,介绍了艾尔斯从1969年开始进行的一系列暴力事件(今天称之为“恐怖活动”),包括杀死警察、在献给警察伤亡的雕像中植入炸弹、以及一系列轰炸五角大楼、旧金山警察局等公共建筑的活动。但艾尔斯最大的成功,不是这些业绩,而是作为“体制内长征”的一员,成功地进入了美国的大学,成为教育家。他经常在演讲与教学中谈到“美国帝国的终结”,建立新世界,以及“我们在整个世界中应扮演的角色”,并在大学生培养左派激进分子。在艾尔斯的圈子里,人人都知道奥巴马是他最好的朋友。

1968年由巴黎红五月揭开序幕的世界左派运动,在美国以反越战运动出现,在日本则是赤军运动。世界范围内的左派运动在1969年终结,因运动的领导者与骨干多是精英学生,他们顺利地实施了“体制内长征”的策略,进入了大学、研究所,通过占据讲台与培养后进,以排斥异己的方式在大学里完成了左派对教职的垄断,让大学成为培养左派的基地。其中少数非常杰出且有能力的人如艾尔斯等,还利用自己的社会网络开办了各种培养左派社会运动人才的基地组织。艾尔斯最大的成功是做了一回造王者,将奥巴马成功推向总统宝座。

极左派要在美国实现社会主义

如今,终于到了美国极左派实现自己“终结美国帝国”梦想的时候了,他们将宝押在今年的大选上。为了这一刻,他们准备了很多年,这也是今年民主党各种阴招、损招齐出。除了各州正在发生的议员选举作弊之外,在BLM没正式出动之前,疫情就是民主党今年的大选主打牌,口号也变成“拜登是领导美国成功抗疫的不二人选”;BLM上街打砸抢烧之后,几乎所有的生物化学专家都纷纷表态,说BLM革命运动非常重要,防疫的社交距离措施暂时可以不管了。如今打砸抢烧策略看来没得到民意支持,又开始打疫情牌,AOC甚至公开号召民主党州一定要拖到11月大选之后才重开经济,要让失业变得更严重,压垮川普政府。

所有这些,只有一个目的:不择手段,一定要赢。这一点,已经为一些美国人察觉。6月23日,乔尔·B·波拉克(Joel B. POLLAK)发文指出,近日的三个迹象表明,民主党就算是在11月大选中获胜,他们要的不仅仅是转移权力,而是要改变美国的社会制度,在美国实现社会主义。

美国政治形势非常险恶,我不敢像2016年那样肯定川普一定会赢。但我敢肯定,民主党极左派赢了之后,加上拜登这个木偶总统,美国将会沦落到什么状态。川普毫无疑问有许多缺点,但相比极左派会用社会主义毁了美国这一危险,我愿意容忍这些缺点,我也希望其他美国人看到这一危险。

与苏联为首的共产主义1.0版不同,那是发生于资本主义世界之外的共产革命。民主党上台,美国共产革命卷土重来,动物庄园故事重演,而这一演变发生于西方资本主义的心脏美国,对人类真是莫大讽刺。推根溯源,套在美国资本主义脖子上的绳索,是艾尔斯这类坚韧不拔要终结美国的极左派,以及美国教育体系与媒体多年努力制造。

大纪元首发

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