見出し画像

孫のために考案した玩具の想いとは!


子どもが心も体も自発的に活動できる環境を整え、五感によい情報を与えることが教育であり、「やさしさ」をもって温かく見守ることが大人に求められていることです。
そして、子どもの「えがお」は、感動し共感を得られた経験などの脳の健全な発達が必要です。それが、安らかな心をはぐくみ、子どもの自立を促します。

子どもが生まれ、孫が生まれ、未来の日本を考えたとき、デザイナーとして子どもたちに与えられることは、豊かな創造性、自らで考え行動できる心をいかに育てるかと考えています。

nocilis(ノシリス)|シリコーン知育玩具

物質的な資源の乏しい日本において「知」「創造性」「革新性」がこれからの日本に求められることだからです。

 子どもがノシリスを手にしたときから、形・色・記憶にある柔らかさ・形の変化などのインテグレーションされた情報から好奇心を刺激し、子どもを「えがお」へ導いていきます。

ひっくりかえす・握る・おさえたりしてカタチを変化させる、組み合わせる、積み上げる、投げる、ひねるなどから、新しい発見をすることができます。

そして、子どもは、母親の肌の感覚にちかい手ざわりや柔らかさから「やさしさ」を感じ、安心して遊ぶことができます。自由な発想、創造力と想像力で新しいかたち、遊び方を次々と見つけ出します。

 「えがお」と「やさしさ」にこだわったノシリスが、子どもの健やかな発育とえがおを育み、未来を切り開く、創造力豊かな人に育つ手助けとなることを私は願っています。


開発のヒントは子どもとの関わりから

ノシリスはマンションで積み木遊びをする子どもを観察する中で、開発のヒントを得ました。

積み上げた積木

積み上げた積木が額に当たって泣く子ども。踏んで滑りそうになったり、投げた積木が壁や子どもに当たったり。また、積木が崩れた時にする衝撃音。予測のつかない動きをする子どもだからこそ親やまわりの大人や「だめ」と行動を抑制しがちになります。

都会の子どもはなかなか外で自由に遊ぶことも難しく、室内で何かに気を付けながら遊ばなければならないことや、遊ぶ場所を指定されてしまうことによって、子どもの自発的な遊びや発想が妨げられているのではないか、安全や安心の観点も含めて、既存の玩具にはまだまだ改良すべき課題があると思いました。

ノシリスオフィシャルストア by 日之出松店 (gohinode.com)

手をしっかり使う玩具をつくりたい。

手は第二の脳と言われています。
特に指先を通じて触覚を刺激することは、知恵や集中力、忍耐力を高める上で役に立つといわれています。また、感じたことを表現する能力は、触覚を通じた適切なインプットから生まれると言われています。

デザイナーとしての知見にも照らし合わせて、触覚を刺激し、子どもの自発的な遊びを促すことのできるような知育玩具を提案できるのではないかと思い、その結果生まれたのがノシリスなのです。

(1) ひっくりかえすとカタチがかわる知育玩具 - nocilis(ノシリス) : DigInfo - YouTube


ノシリスの強み

1. 大切なことは子どもが自ら考え、表現できる力を育むこと 手や指、脳のトレーニング

ノシリスには考える力を育むための仕掛けが沢山あります。まずは、指先を刺激する柔軟性です。

幼い子どもは、モノとの触れ合いの中で様々なことを学びます。子どもは、ノシリスをひっくり返したり、ひねったりしながら、第二の脳と言われる指先の繊細な感覚を遊びながら身に付けることができます。

また、カタチを変えられるので、何かに見立てたり何かを組み立てたりするという自発的な遊びを引き出します。

三つめに、見立てたカタチなどでストーリーを構築して、それを親や祖父母といった身の回りの人に伝えたいという子どもの気持ちを引き出します。

子どもはノシリスで遊ぶことを通じて、自然に自発的な思考力と表現力を育むことができます。

2.子どもの成長にあわせてながく遊べる
ノシリスには月齢や年齢に応じて様々な遊び方があります。
木や家、車など子どもにとってなじみやすい形から言葉を覚える。

1歳ごろまでは、さわったり握ったりして形をかえる。

2歳をすぎたころから、ひっくりかえして、つまんで形を変える。とすることで、いろいろなカタチの発見をする遊びができます。

また、1歳ごろは並べるといったシンプルな遊びから自分でバランスを考えて積み上げるバランス積み上げまで、成長に応じて、長く遊ぶことができます。

また、形状ごとに柔軟性に差があり、段階的に指先を鍛えることができます。子どもはそれぞれの成長に合わせて挑戦することで、自信につながる達成感を得ることができるような作りになっています。

3.「子どもの可能性を絶対につぶしたくない」
子どもは社会の未来を作る存在。
だから、子どもには一番いい環境を提供したいし、子どもの可能性をつぶすようなことは絶対にしたくない。それが開発の強い思いです。

そのためノシリスは安心・安全にも徹底的にこだわっています。

まず、プラチナシリコンを素材として使用することで母親の肌のような柔らかさと手触りを追求し、子どもが安心して遊びに集中できるようにしました。

安全性についても、サイズやカタチに気を付けながら誤飲や怪我を防ぐための設計をとっています。

また、厳しい玩具安全基準適合検査(ST基準)をクリアしているのはもちろんのこと、シリコンは医療機器などにも使われているものを使用。国内製造にこだわり、製造委託先において厳格な品質管理体制のもとに製造されています。

そのため、子どもがなめても安心ですし、水洗い・煮沸消毒が可能であるため、衛生面で気になる場合はすぐに煮沸消毒や薬液消毒もできます。

また、柔らかいシリコン素材でできているため、怪我の危険性も少なく安心です。
 
4.国内外で高い評価を受けるデザイン性
子どもの発想を最大限に引き出すことを考えて生み出された無駄のない機能的なデザインは、キッズデザイン賞審査委員長特別賞、グッドデザイン賞、iFプロダクトデザイン賞(ドイツ)を受賞するなど、国内外で非常に高い評価を受けています。
また、国内のおもちゃの専門家がえらぶグッド・トイにも選ばれています。

大阪府が、府内の中小企業の優れた技術に裏打ちされた創造力あふれる製品を認定する「大阪製ブランド」に認定されています。
大阪製ブランド公式 https://osaka-sei.m-osaka.com/

※ アイ・シー・アイデザイン研究所の行っているノシリス事業は、経済産業省近畿経済産業局における平成 23 年度第3回 「新連携事業計画」の認定を受けています。新連携事業の認定は国による厳しい審査のもと、新しい市場への展開を目指し高付加価値の製品・サービスを創出する新事業活動と認定された事業に交付されます。

くるっ!っとひっくりかえすと形がかわる柔らかブロック ノシリス - Bing video

※他のポイント>

なめても安全な素材
赤ちゃんは何でも口に入れたがりますが、これには理由があります。

生後間もない赤ちゃんは、視覚や手で触る能力が発達していないため、口に咥えたり、入れたりすることで、硬さや大きさ、温度を判断するのです。

おもちゃを口に入れることも、赤ちゃんにとって成長に必要な行為です。
ノシリスは、哺乳瓶と一緒に消毒できて、簡単にお手入れできます。

口に入れても、よだれで濡れた手で握っても大丈夫。
 
水にぬれても大丈夫
シリコン製ですので、お風呂に一緒に入れて遊ぶこともできます。

水に沈むので、プールの時期には沈めておいて顔を水につける練習をかねた探し物遊びができます。

足で踏んでしまっても滑らず角がなく柔らかいので安心です。

アイシーアイデザイン研究所

「デザインは技術と文化の架け橋」
有限会社アイ・シー・アイデザイン研究所は、1985年8月に大阪府守口市に設立。
アイ・シー・アイ(ICI)という社名には、ICIの持つ良い情報を積極的に提供(information)し、企業との出会いや交流を大切に(communication)、交流した企業と問題を共有し、創造的、革新的に、新しい時代をつくる活動をおこなう(innovation)という想いが込められています。設計からデザイン・コンサルティングまで、広くデザイン関連業務を業務内容としています。

ノシリスは、未来を担う子どものために最適な知育玩具は何なのか、それをデザインと教育という観点から慎重に検討を重ねた結果生まれた製品です。

(7) Watch | Facebook

キュリオはじめてセット

積んで遊ぶ

くにゅくにゅとやわらかブロックの

カタチをかえて

みたて遊びや積み上げ遊びを

うさぎさんとあそぶ


クローバーあそぶ

1歳は、握ったり舐めたり感触を

2歳ぐらいからはぷにっとおさえて

絵本にあわせておいてみたり

3歳ぐらいからはひっくりかえしたり

バランス積み上げなど

成長にあわせて遊べます

蝶とあそぶ

スペードとあそぶ


お話創作や組み合わせの遊びは脳でイメージ、構想、確認、検証ができ、創造性をうながします。

おはなしをつくり  じいじとばあばとあそぶ。
独創的物語をつくり、伝える力を育む。


特許・意匠・商標の知財を権利化しています。
出願の事例にもなっています。

特許庁より発明賞と特許庁長官賞で評価をいただきました。
令和元年度全国発明表彰「発明賞」
【全国発明表彰「発明賞」受賞のお知らせ】


弊社企画・販売の知育玩具「ノシリス」の意匠(デザイン)で、公益社団法人発明協会主催する令和元年度全国発明表彰 第1表彰区分の「発明賞」を受賞しました。

本意匠の「nocilis(ノシリス) いえ」は、家のカタチの内側と外側をひっくりかえすことで「木」のカタチに変化する。おさえることで、鳥やベルに変化する。など、従来にはなかった様々なカタチに変化するシリコーン製玩具での意匠(デザイン)が高く評価されました。

表彰式は、令和元年6月10日(月)に行われます。

同賞及び受賞製品の一覧はこちら

(公益社団法人発明協会 受賞者一覧ページ)

http://koueki.jiii.or.jp/.../zenkoku/2019/zenkoku_jusho.html


米国での権利化


宜しければ、スキを頂ければ、大変励みになります。
又、フォロ-を頂ければ、継続することの悦びとなります。
宜しくお願い致します。


いいなと思ったら応援しよう!