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太陽が大好きなアケビ、梅雨入り前の木通の成長とお知らせ。


春にお知らせした、木通の実が付けてています。5cmくらいの長さになりました。前回は、画像でいろいろお知らせいたしましたが、アケビについて少しお話をいたします。

めずらしい、我が家の庭に咲くアケビの花。

アケビは日本各地の低山地に自生しており、大きな木にツルを巻きつけて成長する植物です。紫色のサツマイモのような皮に包まれた白い果肉の実が特徴的で、実はだいたい全長10cmほどで、熟すとパックリ割れて、乳白色のゼリーのようなとろとろの果肉が現れます。種は食べられませんが、白い果肉は食べることができます。

昨年度収穫した木通


 アケビには主に三つの種類があります¹²:
1. アケビ
5枚の葉が円状に連なり、葉の縁はなめらか。比較的温かい気候の地域に多く、東北地方の低地から九州にかけて分布しています。

5枚の葉が円状に連なる


2. ミツバアケビ(三つ葉木通)
その名の通り3枚の小葉があることが特徴。小葉の形は幅の広い卵形で、葉の縁がギザギザしているのも特徴。少し寒冷な気候の地域に多く、北海道から九州に分布。

葉の縁がギザギザしているのも特徴


3.ゴヨウアケビ(五葉木通)
アケビとミツバアケビの雑種。そのため、小葉は3枚のものも5枚のものもあるなど、変化に富んでいるそうです。

これらの種類は、葉の形状と配置の違いから簡単に見分けることができます。また、味の違いもあります。

ミツバアケビは甘味もあるが苦みが強い一方、ゴヨウアケビはミツバアケビよりも甘味が楽しめます。それぞれに魅力があり、味わいや見た目の違いを楽しむことができます。

三つ葉からの贈り物です。

アケビは、そのまま食べるだけでなく、スイーツに加工したり、皮は炒め物や天ぷらにすると美味しいです。また、春に芽を吹く新芽も食べることができます。

アケビは、ビタミンC、葉酸、カリウムなどの栄養素を含んでいます。風邪の予防や美肌効果が期待できます。また果皮部分には高血圧を予防するカリウムが多く含まれています。アケビは、日本各地の山間部で自生しているあけびですが、農家での栽培が盛んなのは山形県でネットで購入できます。

子どもの頃、山に自生しているあけびを食べたことがある人もいるかもしれませんが、山には所有者がいるので、見つけても勝手に採って食べないよう注意してくださいね。

アケビは、同じ種類・系統の中でも、葉の形や小葉の数、花の色、果実の色や大きさ、味などの個体差が大きい植物。そのため、種類を見分けるのが難しい場合もあります。

アケビは、有機肥料を適度に使うのがおすすめです。特に春と秋の年2回、株元に有機肥料を施すと良いでしょう。しかし、窒素肥料の過剰投与は避けた方が賢明です。アケビの用土には、赤玉土や腐葉土を混ぜると良いとされています。水はけの良いポットや場所を選び、乾燥に注意しながら適宜水やりを行うことが大切です。

細切りで揚げとお塩を少々つける程度でとても美味です。


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