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コロナと差別

 1月12日、喉の痛みが続いていたので検査をしたところコロナの陽性反応が出ました。結果を医師から聞かされた私の気持ちは

まさに死刑告宣を受けた気分でした。

 恐らく昔の結核患者も同じような気分だったのでしょうね。風邪っぽいとだけで会社で、ばい菌扱いされながら早退させられ、気分が落ち込んでいた矢先にこの仕打ちである。

「全く、俺が何やったんだってんだ。こんな仕打ちはあんまりじゃあないか」

そう思いながら、病院を後にして家へと帰る。1月の風が病人の心を冷たくむしばんでいた。
沈んでいく夕日が終わりゆく世界のように、自分の心を表しているような感じがした。

それから7日間、1月19日まできちんと療養しました。外にも出られない療養生活は、精神的に答えるものがありました。
自分が世界から隔絶されているように感じました。

唯一の救いは友人や家族が、食料を郵送買ってきてくれたこと、テレビ電話をしてくれたことです。

コロナに感染してみて

コロナに関して社会はまだまだ、差別意識が根強い様に感じます。
感染したくないのは分かりますが、相手に対する心遣いが軽視されてる気がします。

願わくばコロナが早く終息しますように

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