エウヘニオ・スアレス(2022年 シアトル・マリナーズ)【パワプロ2022 パワナンバー】
エウヘニオ・アレハンドロ・スアレス
Eugenio Alejandro Suárez
ベネズエラ産ロマン砲
強打のショートとして期待されていた選手で、2014年にメジャーリーグ昇格。サイクルヒット未遂もするなど、鮮烈なデビューだった。2015年にレッズへトレードされると、2016年からサードにコンバートされたが、ホームランは20本程度で少々物足りない成績であったことは否めない。
2018年に34本塁打を放って打撃覚醒すると、さらに凄かったのは2019年。前半戦で20本塁打だったものの後半戦だけで29本も放ち、49本塁打の大無双。ナショナル・リーグでの三塁手シーズン最多本塁打記録更新と言うとてつもない成績だった。
しかし2020年は負傷明けの影響もあってか打率.202と低迷。その後もロマン砲という感じの打撃成績で打率は長らく低迷中。特に2021年は規定打席に到達して打率.198と散々な成績だった。
2022年開幕前にマリナーズへのトレードが発表されたが、わずかに数字を持ち直したシーズンとなった。打率.236と決して良い数字とは言えなかったが、それでも2割ちょうどをいったりきたりしていた時期と比べればかなりマシだろう。
WBCベネズエラ代表に選出され、打率5割と暴れまわっていた。ホームランも1本を放っており、ベネズエラ打線の核となっていた。
2023年も2022年と同程度の打撃成績を見せており、復活は見られるか。
近年は確実にロマン砲路線だが、特に問題なのは三振数が爆増してしまったこと。2019年は189三振、さらに2022年は196三振ととにかく三振が目立つ。
2022年成績 .236 31HR 87打点 0盗塁
査定について
プチ復活したシーズンだったのでちょっと見れる数字になりました。あと間違えてセカンドの適性を付けてしまいました。これはマジでミス。
ダイエットなんかもしていますが、脚力は衰えてしまいましたしショートを守るにはかなり厳しい感じになっています。
パワーヒッター
ロマン砲にはパワーヒッター付けないとね。ロウディ・テレスにはなんでつけてねえんだよと思うかもしれませんがまあテレスはまだ実績が浅いのでつけませんでした。
プルヒッター
引っ張り方向18本、センター9本、逆方向に4本。プルヒッターの基準には適合しませんでしたね。
対左B
対左OPS.911と左投手をカモにしました。
チャンスB
得点圏OPS.929、チャンスでようやっとる。
対ストレート〇
変化球を打てないわけじゃないんですがストレートをしばきまわしてますからね。
ローボールヒッター
低めをすくい上げるバッティングはスラッガーの特権です。
選球眼
三振めちゃくちゃ多いですがフォアボールは73個とよく選んでいます。
ひとこと
近年のロマン砲路線、好きではあるんですけど好きじゃないです。規定打席に到達して打率2割を切るバッティング、ある意味凄いシーズンだったと思いますね。