メタバース業界で活躍する(転職する)ために必要なスキルは3つ

メタバース業界で求められるスキルは大きく分けて以下の3つになります。

・クリエイティブスキル
・プラットフォーム開発スキル(エンジニアスキル)
・その他ビジネススキル

これらは実際のメタバース系の求人募集をリサーチして出てきたスキルです。それぞれ詳しく解説します。

・クリエイティブスキル

クリエイティブスキルとはメタバースプラットフォームの中で使用するものを製作するスキルです。

・アバター
・ワールド
・店舗
・商品、アイテム
・イベント、ミニゲームなど

メタバースでビジネスをしようとする企業には、こうしたクリエイティブスキルを持つ人材が必要になります。

つまり、あなたもクリエイティブスキルを身につけることでメタバース企業へ転職できるということです。

具体的には、以下のようなスキルを身につけることでメタバースクリエイターになることが出来ます。

・Blender:3DCG制作ソフト
・Unity:ゲーム制作ソフト
・Unreal Engine:ゲーム制作ソフト

メタバースの世界は3Dのキャラクターや建物、アイテムなどで構成されています。そのため、3DCGソフトで自在にモノを作るスキルが必須。

また、メタバースワールドの中で利用者にさまざまな体験をしてもらうためには、アバターを動かしたり、イベントを発生させる必要があります。それらを行うために必要なのがゲームエンジンです。

UnityやUnreal Engineでは以下のようなゲームソフトが実際に作られています。

【Unityで作られている主なゲームソフト】

・ポケモンGO
・スーパーマリオラン
・白猫プロジェクト
・ドラゴンクエストウォーク など

【Unreal Engineで作られている主なゲームソフト】

ファイナルファンタジー7 Remake
キングアムハーツ3
ストリートファイターV
エースコンバットVII など

そして、実はメタバースプロジェクトの多くも「Unity」または「Unreal engine」などのゲーム制作ソフトで作られているのです。

クリエイティブスキルはメタバースの中でもっともニーズの高いスキルです。

このスキルがあればさまざまな企業のメタバースプロジェクトに参画できるので、長期的なキャリアアップも実現できるでしょう。

・プラットフォーム開発スキル(エンジニア)

クリエイティブスキルは、既存のメタバースプラットフォームを使って行うことが前提でした。

一方のプラットフォーム開発スキルとは「メタバースプラットフォームそのものを制作するスキル」のことです。

メタバースプラットフォームは2022年2月時点でも数多くのものがあります。

・Horizon Workrooms
・Cluster
・VRchat
・Decentraland
・The SandBox

このようなプラットフォーム自体を開発するにはプログラミングスキルが必要となります。

Java、C++、C#、PHP、GO、Python、JavaScriptなど、メタバースプラットフォームで利用されるプログラミングにも種類があります。

また、ウェブサイトやアプリのデザインを作るUI/UXといったWEBデザインスキルも必要になります。

どのプログラミング言語が求められるかは企業によってさまざま。働きたい企業がどのようなエンジニアを求めているかを求人サイトで確認してみると良いでしょう。

・その他ビジネススキル

メインとなるスキルはこれら2つですが、メタバース企業では以下のビジネススキルも求められます。

・ブロックチェーンやNFTに関する知見
・英語力
・プロジェクトマネジメント
・マーケティング
・企画
・法人営業
・経理、財務

こうしたスキルを持っていることもメタバース企業へ転職する際に役立つスキルセットとなります。

特に英語は重要なスキルです。メタバースは全世界規模で展開されるプロジェクトになるため、これまでのビジネス以上に英語力が求められているのです。

情報収集や情報発信で英語に接さない日はないので、英語力も高めておきましょう。

とは言え、メタバース業界で働く鍵となるスキルは「Unity」や「Unreal engine」などの3DCGやプログラミングができるスキルです。

こうしたメタバーススキルを学べるオンラインスクールも出てきています。

まだまだ参入者が少ない分野だからこそ、今からスキルを磨いておけば今後10年稼げるスキルになるでしょう。

これからメタバース業界で働きたいと考えている方は以下の記事もぜひ参考にしてください。

>>【必見】メタバース業界への転職できる!未経験からスキルを習得できるおすすめスクール3選

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