ワークショップの1日。
はじめまして。つちやと申します。
2021年の春頃から“タフティングガン”と呼ばれる、手持ちミシンのような電動工具を使ったファブリック作品制作を開始し、2021年9月には勢い余って都内にアトリエを設立しました。
2022年の初め頃から、主にアトリエの運営資金集めを目的に、タフティングの入門ワークショップを開催しています。
おかげさまで小規模ながら毎週末多くの方にご参加いただき、ワークショップ運営にもだいぶ慣れてきました。
(序盤の皆様にはご迷惑おかけしたかもしれませんが…)
今回は、ワークショップ開催日の代表的な1日のスケジュールについて、整理の目的も兼ねてまとめてみたいと思います。
▼タフティングとは?という方はこちら
▼ワークショップの詳細はこちら
🕘 9:00
1.身支度・整頓
アトリエに到着し、何はともあれ手洗いうがいをします。
また、ワークショップには不要な、散らかっている道具を整理整頓します。
2.作業環境を整える
換気をして、床に掃除機をかけます。また、テーブルやイス、ドアノブを中心にアルコールで消毒をします。
3.参加者情報・ワークショップ内容の再確認
その日に参加いただく方の人数・内容(レクチャー内容・デザイン)・時間を再確認します。
4.作業スペースのレイアウト
ワークショップ内容にあわせて作業テーブルをレイアウトしていきます。
🕙 10:00
5.作業道具の用意
ワークショップ内容に合わせて、道具一式を用意します。
また、道具一式を清潔にし、参加者の方に気持ちよく使用していただける状態にしていきます。
6.タフティングガンの動作チェック
タフティングガンについてはチェックリストを用意して、ワークショップ中に不具合が出ないように、このタイミングで入念に確認をし、不備がある場合は調整をします。実際に試射をしながらガンに問題がないかを確認します。
7.材料の用意
あらかじめ準備してある材料を、ワークショップの申込内容に合わせて小分けにしていきます。
8.レクチャー用具の用意
そのほか、レクチャーに使用する道具一式(ホワイトボード・作品の見本・材料の見本など)を用意します。
9.デザイン転写の準備
ワークショップでは、申込内容に応じてグラフィックデザインを布に転写して制作を進めます。
デザインはあらかじめ用意をしておくため、デザインデータに不備がないか、(そもそもデータとして準備してあるか)を確認します。
転写に使用するプロジェクターの充電確認とおおまかな調整もこの時に済ませておきます。
ここまででワークショップ開催前の準備が一通り完了です。
準備で出たゴミなどを掃除し、参加者の方を(震えながら)お待ちします。
🕚 11:00
10.ワークショップ(午前の部)
参加者の方と一緒にワークショップ(午前の部)を実施します。
ワークショップの内容については割愛します。
🕑 14:00
11.午後の部の準備
15:00からの午後の部の開始に向けて、1〜9の作業をもういちど繰り返します。
このタイミングで、食べられるときは大急ぎで昼食を取ります。
🕒 15:00
12.ワークショップ(午後の部)
参加者の方と一緒にワークショップ(午後の部)を実施します。
ワークショップの内容については同じく割愛します。
🕕 18:00
13.ワークショップ参加のお礼を連絡
当日、ワークショップに参加いただいた方に、参加のお礼と作品発送までの流れのご案内メールを発信します。
(じょうずなやり方がわからないので、いかにもシステムが自動発信しているような内容を、一通づつコピペして手で送っています…。ちなみに参加前日のリマインドほか、ほとんどの案内をシステムの気持ちになりながら手で送っています…。)
14.作品の仕上げ作業
わたしの主催しているワークショップでは、時間の都合上作品をお預かりして、仕上げ作業をした上で発送というかたちを取っています。
作品の仕上げ作業の一部は、このタイミングで終わらせてしまいます。
🕖 19:00
15.道具のメンテナンス
1日で使用した道具に破損や不備がないかをチェックし、清潔な状態にメンテンナンスしていきます。
また、タフティングガンについてはこのタイミングで分解し、
ハサミや細部の繊維くずのクリーニング
ハサミの研磨
ハサミの取替(場合によって)
オイル注入
をします。再度組み上げて[タフティングガンのチェックリスト]をもとに不備がないことを確認します。
16.次週・次々週のワークショップの準備
次週・次々週のワークショップの受付状況を確認し、このタイミングで材料の用意をしておきます。不足しそうな材料がある場合は発注をします。
17.アトリエの清掃・整頓
最後にアトリエの清掃をします。
綺麗になった道具を全て所定のスペースに収納し、掃除機をかけて、テーブルやドアノブを消毒します。
戸締まり・施錠をして一目散に家に帰ります。
ワークショップ作品は1週間以内に仕上げて発送することにしているため、この続きの作業は平日の夜どこかのタイミングで行います。
おわりに
以上、ワークショップ開催日の代表的な1日のスケジュールについて、整理の目的も兼ねてまとめてみました。
アトリエは狭かったり、階段しかなかったりと、環境的に恵まれた場所ではないため、来ていただく方にすこしでも快適に作業をしていただけるように、できる限りの準備をしてお待ちしています。
もし興味がございましたら、ホームページ(オンラインストア)の方でワークショップなど受け付けておりますので、こっそり覗いてみてください。
Neutuftとは?
Neutuft(ノイタフト)は、タフティングを中心に“DIYによる創作活動をより身近にできたらな”という思いで始めた「制作支援」を軸とした活動です。