25歳のはじまり
今日は素敵な一日を過ごした。
親友がプレゼントを渡しに会いに来てくれた。とてもうれしかった。人間関係が希薄になり始めているなか、幼稚園からの付き合いであるわたしの親友が誕生日にわざわざ会いに来てくれたことが何よりもうれしかった。
そして、夜は家族と誕生日会をした。もう誕生日会だなんていう歳でもないけれど、母はわたしのリクエストに応えて、炊き込みご飯とハンバーグを作ってくれた。なにを話すわけでもないけれど、おいしいごはんを囲みながら、家族と過ごす誕生日もいいものだ。
きっと母は家族で過ごすのではなく、大切な人と過ごしてほしかっただろうけれど、今のわたしにはそんな人はいない。
家族と過ごす25歳の誕生日。この先忘れることはないだろう。
来年は家族ではない他のだれかと過ごすことができたらいいのだけれど、人生何が起こるかわからない。そういう人が現れていたらいいな、なんて淡い期待を抱いている。
そして母からもらったバースデーカードには、「笑顔いっぱいのちやでいてください」と。
両親には今までいらぬ心配と迷惑をたくさんかけてしまったのだけれど、母が願っていたのは、笑顔でいることだった。
これ以上母を心配をかけることがないよう、精一杯笑顔で25歳を生きる。
なんてことを思いながら今日1日を終えたいと思う。
いつもありがとう。