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1月の読書記録

1月の読書日記をつけたいと思います。
先月は7冊の本を読みました。
時間もあるので1日で読み切った本も何冊かあって、読むスピードが上がっているように感じます。
でも考え事しながら読んでいると内容が頭に入ってこなくて何度も読み返したりしてしまいます。
頭を空っぽにして集中して読書時間を楽しみたいな。

その手をにぎりたい


朝井リョウさんのお友だちの柚木さんの本が気になっていて初柚木作品はこちらの本を読んでみた。

東京で働いていた主人公が田舎に戻ろうと思ったが、職場の上司が連れて行ってくれた高級お鮨屋さんに通い続けたいと思い、東京に残り、その高級鮨が食べられようにお仕事をがんばるお話。
その板前さんに想いを寄せていた主人公の気持ちは叶わなかったんだけど、強く成長して生き抜いていく姿がかっこよかった。
わたしは食に無頓着だけど、こうやってお鮨を推すというのも素敵だなと思った。

他の柚木さんの作品も読んでみたいな。

のほほん絵日記

読書が好きになってから、さくらももこさんの作品が好きで、この本もずっと気になっていた1冊。
絵日記が可愛らしくて、のほほんとして、心が温かくなる。他のエッセイで描かれたお話が一枚の絵日記になっていて、読んでいておもしろいです。
さくらももこさんの絵が好きな方にはおすすめの1冊です!

どこかでちょっとずつ傷ついてるやさしいみんなへ

ほうじ茶さんのnoteのアカウントをフォローしていて、こちらの本もずっと気になっていて、やっと読むことができました。
とても優しくて、繊細なほうじ茶さんに共感するところも、こんな素敵な考え方があるか!と新しい発見ができたり、読んでいて優しい気持ちになれた。

独立記念日

原田マハさんの本も初めて読んでみた。
女性の独立をテーマにした短編集で、つながりがあって、それぞれ全くちがう人生だけど、こうやって関わり合いながらみんな生きているのだなと思いました。
いろいろな形の独立があるし、人の数だけ人生があるとしみじみ思いました。

あたらしい無職

この本は、タイトルが気になって読んでみました。
丹野さんの日記になっていて、誰かの日常を知るのっておもしろいなって思いました。
正社員ではない生き方をしている方だったけど、どこか自分とは遠い存在のように思えた。

死にがいを求めて生きているの

タイトル表紙に惹かれて手にした1冊。
いろんな著者さんとのシリーズ企画の1冊ということだったけど、そのシリーズで初めて読んだ。
登場人物の全員の行動と考えにところどころ共感できて、朝井リョウさんは人間のリアルを言語化するのがうますぎると思いました。
気にも留めない、心の奥底の考えとも呼べない考えが描かれてて、あぁ無意識にわたしもそう思っていると気付かされるところが多いです。内容は難しいところもあったりしたので、またいつか再読したいな。

おいしいごはんが食べられますように

こちらは母から借りた1冊。芥川賞を受賞した本ということで、気になって読んでみたけれど、タイトルと表紙とは裏腹にドロドロしたお話しだった。
人間って何を考えてるのか分からないと思ってしまったけれど、自分も同じなのかなとも思う。
食べることに対して、特別なこだわりとかはあまりないし、逆になんでもいいわけでもないけれど、いろいろな考え方があっておもしろいな。


いろいろなジャンルの話が読めた1ヶ月でした。
まだまだ家に読み終えてない積読がたくさんあるので、コツコツと今月も読み進めていきたい。

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