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じぶんらしさってやつ。

寒くなって来つつありますね。
朝夕はもうちゃんと寒い。

夜のカブ散歩は普通に震えます(笑)

だがしかし、

僕はたとえ真冬になろうともバイクに乗る気満々であります。いや、乗らないと気が済まない。バイク歴がまだまだ浅いとそういう無謀とも言える境地になるんでしょうか、

バイク歴何十年という知り合いなんかと話していると『何でわざわざ寒い日に乗らなあかんねん、シーズンてモンがあるやろ!』って話になるんですが、まだバイクに乗り始めて冬を経験していないので雨の日以外はバイクの日とさえ思っている(笑)

いやぁそれにしても楽しくて仕方が無い。

ツーリングや散歩を楽しむだけでももちろん楽しいわけですが、ここ最近は特になんですがじぶんの好むようにカスタマイズするってところにかなり興味が傾いて来ているようです。

派手な大改造的なカスタムをしてるわけでもなくそのつもりもないのですが、この半年くらいは無理の無い程度に少しずつ少しずつ変化させて行くと決めてコツコツ変化させていく事に夢中になってます。

ミーのカブ現況

せっかちで飽きやすい性分で生きてきたと自覚していますが、珍しく今この瞬間もバイクというものに緩やかにのめり込んでいっている確かな自覚がある。

そう、緩やかに。

これまでの人生本当にあれこれ手を出しては一気にノリと勢いでやりちぎって早急に飽きるを繰り返して来ているのでどうせバイクもすぐ飽きてしまうのだろうと正直じぶんを疑ってたのに(笑)

意外や意外、沼が見えはじめてきて・・・。


中古サイトや実店舗なんかで工具を物色するようにもなって来たり(笑)

いやぁ知れば知るほどいろいろ奥深いですねバイク界隈。
メンテナンスをしっかりして永く乗り続けるためにももっといろんな知識を得ておきたいし、もっといろんなバイクを知りたくなるけれど、いやいやまずもっとカブの事を知らなきゃな!ってなってる現況です。

それにしても長く続くコツって
いったい何なんでしょうね。


続ける事を前提に始めたりするものもあったりしますよね、

例えばダイエットとかね。

これって痩せるっていう【目的】に加えてやっていく中で【効果】が感じられればこそ続けられるものですよね、効果が出るまでに時間がかかり過ぎて続かない方もいらっしゃるけど。

まぁそういった類いのものじゃなく趣味的なものを続けるコツ、続くコツが何なのかって事を考えてみました。


【楽しめる事】ってのがいちばんの理由だとも思うのですが、なんかそれが答えだとどうも納得出来ない(笑)

じゃあじぶん的にはどうなんだろうってよくよく考えてみると、

ちょっと適度によくわからなくて
ちょっと適度にうまくいかなくて
ちょっと適度にイラッともできて
ちょうどいい満足感が得られる


知識も何にも持ってないところからいきなり始まったこの僕のバイクいぢりを表現すると今まさにこんな感じなんですが、

僕の場合に限ってはかもしれませんが、ここにこそ飽きのこない理由、続けられるコツ、続くコツがあるんじゃないかと思ったんです。

かんたんに出来ちゃったりする事は始めやすくて続けやすい部分もたしかにあるけれど、振り返ってみると僕はそれだと続かなかった事の方が多いような気がする。

出来ちゃったら飽きるんです。
出来たらそこで満足してやらない。
だから適度に出来ない方がいい(笑)

繰り返してるうちに出来るようにはなってもあらたな壁や興味が出てくる、みたいな満足仕切れないものというか。

極めようとすれば何でもそうした感じになるのかも知れませんが、そこまでに思えるものに出逢った記憶はなかったし。

あとは【目的】がじぶんの中で明確に出来るものであるってところも重要で。

何でそれをやってるの?と聞かれたら、好きだから、楽しいからって言う感覚的なものではなくて【明確な理由/明確な目的】を答えたくなるわけです。

そういう意味でいうと、
『じぶんらしさってなんだ?』

ってな事を未だこの歳(生誕から約半世紀)になっても探求して僕は生きているし、それが何かを始めたりする時の【目的】の部分に据えられてると思うんです。

もちろん常にそればかりを小難しく意識してるわけでもないですが。

コレがじぶんのらしさなんだって認識の機会を欲しがっているとでも言いますか。誰かにじぶんのらしさってどんなとこ?って誰かに聞いて納得するのではないじぶん自身の納得が欲しくなる。

それってきっとじぶんの何かを客観視してみないとわかり得ないものだと思う訳です。

ウインカー固定用のステーが気になっていたちょっと前のミーのカブのフロント
HONDAのロゴエンブレムを取り付けてステーの存在感をロゴの存在感にすり替えてみた
以前のカウルはシンプルだったけど、
裏側だけマッドブラックに
半年前この状態で購入して、
ここまでに変化
未完成っぽさが感じられた最初期の状態から比べるとなかなか完成に近いところにまで来た

こうやってカスタマイズしていく過程をじぶん自身で愛でながらじぶん自身の趣味趣向を客観視してみる。

【誰が見てもカッコイイ】なんて事は微塵も求めていなくて、バイクをイジって行くその途中途中でただただじぶんのごくごく一部分ではあるけどらしさの破片みたいなもの、それを客観で感じてみる事で【じぶん自身】を発見発掘していく事が未だ僕にとっては楽しくて仕方がないのです。



うん、

珍しく飽きる気配を感じないな。
それもなんか嬉しい。


そして少しだけ納得して、
少しだけ満足したような気になって、

また今日もキーを回してエンジンをかけ、
何もかんも忘れて走る。

しばらくはこんな日々が続いて行くんだと思います。


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