離乳食講座 でいただいたご質問と私の考え

こんにちは。
べびぃLabo☆Ceres 杉上です。
今日も訪ねてくださり ありがとうございます。

8月30日。
徳島で懇意にさせていただいている助産師さんのご希望で
ひっさしぶりに「食べるを応援」セミナーを開催いたしました。

12名の助産師、保育士、看護師 とともに
わいわいと学びました。

その際いただいたご質問と杉上なりの考えを記載いたしますね。

Q. 歯の生え方と食材の形状

上下のどこの歯が生えるまではやわらかくて大きさをかえるのがいいのでしょうか?
1口量を自分で経験するためには、こちらが切ったご飯をあげるよりは自分で経験しながら1口量を自分で決めていく方がいいのか。最初のほうはだんだん大きさをかえていって切ったご飯をあげた方がいいのかどっちがいいのかなあとおもいました。

A.とっても大事な視点をありがとうございます。
 講座でもお伝えした通り D(第1乳臼歯)が上下4本生えたら
 歯でつぶせるものが処理できるようになります。
 ただ、その前提としてお口の機能が歯にものを送り込めるまで
 発達しているのか?
 ここはしっかりと確認したいですね。
 また、いつ、どこで、なにを を決めるのは親
 たべる? たべない? どうやってたべる? を決めるのは子ども
 です。
 一口量をどうやったら お子さんが無理なく覚えられるか?
 お子さんを観察して行動の特徴をみて
 「親」が決めていくことが大事です。
 そこのアセスメントなしに こうしたほうがいい、はお応えできません。

Q 栄養面について

赤ちゃんが食べるか食べないか決めると教えていただきましたが、実際の栄養面はいつから気にかけていく必要があるのでしょうか?

A.そのお子さんが主に何で栄養を取っているのか?
 それによって変わります。
 例えば1歳すぎていても いわゆる食事があまりとれていないとすると
 主な栄養源はミルク、おっぱいになりませんか?

Q.離乳食の進め方

ずり這いができるようになってからの離乳食の開始だと、進め方は5ヶ月で開始しているような形態、量、食材を進めかたでいくのか。
"今離乳食真っ只中で、子供にはとにかくご飯が楽しいものとなってほしく、関わりを意識していますが発達の面から見てこれで大丈夫?と気になる点が多々ありました。

A.からだの動きとお口の動きはほぼ連動します。
 とはいえ、
 実際にお口がどう動いているのか?の観察とアセスは必須です。
 ごっくんのお口の動きであれば、
 ごっくん時期の形態、テクスチャーになりますよね。
 発達の面から見てこれで大丈夫?と思われているのですね。
 お子さんをよみ見ておられるんですね。
 お口の動き、発声、體の動き 
 観察されたことをもとにアセスメントをしっかりとされてくださいね。

Q 噛む力が弱い時

9歳でもかむ力が弱く、やわらかい物しか食べないような子は、どういうケアをしたらいいですか。

A。自分で処理できるものを選んでいる。むっちゃ賢いお子さんですね。
 そうしないと 
 自分の體が壊れることをよくわかっておられるんだと思います。
 私なら 體が育つアプローチをします。
 お口が動かないお子さんは お體が安定して自由に動かせるよう
 育っていないです。
 お口へのアプローチは補助的には効果あるかもしれませんが。

第2回は離乳食を食べる基礎となる「おっぱい」です。
先日 ご相談のあったお子様も おっぱい(母乳、bottle)の飲み方に大きなヒントがありました。

この講座は10月にも行います。
ご興味のある方、ぜひぜひご参加ください。
お申し込みは こちら(ここをクリックしてね) から お願いします。


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