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「離乳食あれこれ」を語り合った夜 by ママ×サポーター(保育士×栄養士×歯科衛生士×看護師×助産師)

こんにちは。
べびぃLabo☆Ceres 杉上です。
今日も訪ねてくださり ありがとうございます。

2年前から続けている「親子支援者のお話し会」
10回+リニューアル後5回になりました!!
こんなに続いていくなんて・・・・・
参加者の皆さん、実行委員会メンバーのおかげさまです。

15回目のテーマは【離乳食あれこれ】


 ・食べてくれなくて困ってる
 ・食べさせ方は大丈夫かな
 ・食べ過ぎてない?
 ・離乳食、作るのめんどくさーい!
 ・便利グッズ使ってる?
 ・昔こうしてたわ〜
などなど 
60分の中ででるわでるわ。
話の中身が貴重すぎて、このままではもったいない!
そこで、
皆さんにご紹介しちゃいます💛

自ら飲み取るーこどもの意欲を待つ

NICUでケアしている看護師さんのお話し。
挿管チューブや栄養チューブがはいっている赤ちゃん達は
ことさら、お口の使い方の練習が必要。
1日8回のミルクで哺乳瓶を使う時
「口の中に乳首をいれられて哺乳する子と
吸啜反射や探索反射を使って自分で乳首をくわえた子では
その後のお口の使い方に差が出てくる」
と。
いれられた子ー飲むことを待つようになる 流し込まれて飲むになる
くわえた子ー自分で飲み取ろうとする

やっぱり子どもの意欲を待つことが大事だねえ

経験と知識は大事だね

★一人目 頼りは本 書いてる通り5か月から始めた
「あれ? 食べるんじゃないの??」
8,9か月から食べ始めた
  ↓
二人目 腸内環境を守る考えを聴いて 9か月から始めてみた
  ↓
三人目 体とお口の発達をトータルにみて 進めた
7か月から始めた
「食べたい意欲をすごく感じた」

からだとお口の発達をみると、子どもの意欲を引き出しやすいね
一人目さんは 親も0歳。ちゃんとできなくて当たり前。
ポレポレでいこう!
(ぽれぽれ=スワヒリ語で「ゆっくり」)

子どもの様子を感じることが大事だね

★一人目 5か月からスタート。
おかゆ2日目からたべなくなっちゃった。
「赤ちゃんのたべたいように任せよう」
軟飯とかにこだわらなくていいやー自分でたべるに任せた

★0歳児 gしかあげずに育った子
 覇気がない/じっと座ってる/全然笑わない/はいはいしない/手でてこない
1歳半健診で「栄養失調です」 !!
しっかり食べるようになった1週間後に元気になった。
内容だけでなく量や食べ方、などもしっかり聞いていかないと
わからないことがあるなあと思ったケースでした。

情報は上手に利用しよう

★「gしかみない」って? もう少し詳しく教えてください。
本やスマホで得た離乳食の情報で
〇カ月だと エネルギー〇g タンパク質〇g にとらわれすぎて
その通りにしようと必死になるママたちが多い。
メニューは参考にするけれど、gにこだわらなくて大丈夫💛

★朝パンやめたら 覇気変わって、感情コントロールできるようになった
最近のパンは砂糖や添加物が多い。
特に菓子パンは砂糖と油がいっぱい!

★しらすをゆでる? 豆腐ゆでる? したことないなあ
心配だったら、みそ汁にいれて味付ける前に取り出す とかしたらどうかな?

簡単なことを具体的に

★親を追い詰めたくない
わからないなら、わかればいい。
具体的に簡単にポイントを伝えるって大事だよね。
声掛けもやって見せたら わかるよね。
 ex)「お腹いっぱいのお顔ですね」
 ex)「そうか~~ もうちょっと食べたいんだね」
 ex)「お口の端がきゅっとひけて しっかりお口を閉じて食べられるね」

★最初インスタント離乳食だったママに
「みそ汁いいよ~~」って伝えた1年後
見事な朝食を用意するようになった。
どうしたらいいか?のきっかけ作りが必要だね。

★重ね煮便利
上に肉団子やハンバーグ載せて作ると2品できあがり

★食べこぼし多い時期だし、作っても残るから
「測って作ったことがない」
はかると 「これだけ食べさせなきゃ」気分になるから。

みそ汁は優秀

野菜とりやすいし うどんやご飯をいれてアレンジもできる
だしの味=うまみ をしっかり感じられる
味噌をいれる前に具をとりおけばいい。
味噌は発酵食品。胃腸を整えてくれる


自分で体験してみる

座り方で食べ方が随分と変わるけれど、工夫の仕方がわからない時
実際に親に同じ姿勢をやってもらう。
ex)子どもと同じ座り方を再現して 
  肘つかない、足上げないで食べることをやってもらう。

自分の中でボーダーラインを決める

できるだけ手作りで 6歳までは普通にご飯を食べてほしいと思ってる。
「おかず食べたらおせんべいだね」
「お菓子は3歳まであげない」
でも 祖父母が
 「初めからバナナでもいいんじゃない?」といってくる
 「お菓子もらえなくてかわいそう」
 隠れてお菓子たべさせる
など 方針と違うことを言ったり したりされる。

保育園で甘いおやつがでたりする時、ある程度は妥協も必要な時がある。
上の子が食べるお菓子を下もほしがる。
自分も今日は甘いものが食べたい。

牛乳にかき氷のシロップをいれて飲ませたご家庭・・・・・・
「あんたでしょ」「いや あんたでしょ」となすりあう父と祖父母。
それは子どもの健康には どう考えても ブーでしょ。

などなど、悩ましいことがいろいろ起こります。
そんな時は
「自分が苦しくない程度のボーダーラインを作る」
  ex)家ではここまで
  ex)外食ではここまで
  ex)友達とはここまで
  ex)今日がゆるいなら、明日は守ろう
  ex)たまに会う祖父母は甘やかし役だからここまでOK

ただし、命・身体の危険になりそうなことは
断固No!! と言ってくださいね。

子ども時代の食環境は大人になって再現される

赤ちゃんの時から、煮物で育った子ども達。
食事時、周囲がジュースを飲んでいても 自分は水、お茶を飲む。
作る料理は ほぼインスタントなし。
高校時代にジャンクフードばっかりだったのに、
独立したら鯛のあら煮、ぎょうざを手作り など
実家で作っていたものを作っている。

一時期 崩れても 元に戻るんだなあ。

可愛そうな子にしたてないで!

「食べられなくてかわいそう」と周りに言われることにとても抵抗がある。
  アレルギー源を食べられなくても 他のもので満足できる
  今 甘いものを食べる方が 子どもの今後の成長にとって不利益
  子ども自身は 食べなくても困ってない

周囲が自分の思い込みで 相手をきめるっていうことは
人権侵害です。
食べる量を強要することも同じ。

子ども自身がどうするかを決められるサポートが必要ですね。

ふりかえり

こんな感想をいただきました💛

💛色々な専門家の方々からのお話や、お母さんの立場でのお話がすごくすごく参考になりましたし、何よりめちゃくちゃ楽しかったです

💛私もすごく楽しく、そして学びの時間になりました。 専門家だけでなく、お母さんとしての視点、そこから先のどう支援していくかへと繋がる、ステキな時間をありがとうございました

💛皆さんの実践を お聞きできる会でした。
きれいごとを並べても、実際の生活に落とし込めなければ意味が無いし、無知が故の行動であれば迷わない情報は発信すべきだと思っています。

💛ママたちだけの座談会で終わらず、こうしてみんなで話ができて貴重な機会。ありがたかったです

💛実践版 すごく勉強になりました。

💛ほんと学びの多い時間でした!素敵なkey wordが多すぎでしたー

💛応援型の支援者になりたいです。

主催した私たちがもっとも勉強させていただきました。
これからも月1開催していきます。
興味のある方、ここ へご連絡くださいね。







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