見出し画像

赤ちゃんの思いやり(2)

こんにちは。
べびぃLabo☆Ceres 杉上です。
今日も訪ねてくださり ありがとうございます。

赤ちゃんの思いやり(1)で
逆子の話を書いてみました。

今回はいろいろやってみたけれど、逆子のまま?の時
どんなことがおこっていそうか
書いてみようと思います。

逆子のままの場合
現在の日本では帝王切開になることがほとんどです。

それは、お産が大変になり、赤ちゃんとママの救命率に影響するからです。
これって、とても大事だなあと思います。

無理して経膣分娩を試みても
進んでこないこともよくありますし
べびぃちゃんがしんどいよ~~ってなって
急遽帝王切開になることもよくあります。

回らないのは、回れない理由があるんだと思います。
手術場面で私たち助産師は
生まれたべびぃちゃんのケアをするために待機します。
その時、みてると
 ああ、こんなに子宮が薄くなってたら、破裂しちゃいそう。
 この姿勢で赤ちゃんがいたら、生まれられなそう。
 へその緒が何十にも巻き付いてて、これは危なかったわ
ってなってたりしています。

なので、逆子のままで回らないのも
べびぃちゃんのママへの思いやりだなあと思うわけです。

昔、今ほど医療技術が進んでいなかった頃は
お産はとにかく経腟分娩するしかありませんでした。
なので、べびぃちゃんが犠牲になることもままありました。
場合によっては、ママも命を落とすことがよくありました。

今は、麻酔技術も発達し、手術技術も発達し
衛生環境も改善され
とても安全に手術が行えるようになりました。

いろいろ努力することはとても大事。
それでもお産は命懸け
何が起こるかわかりません。

その時に帝王切開になったら、
二人の命を助けるため
ご自身で帝王切開を選択してくださいね。

ちなみに
私は、できるだけ経膣分娩で
医療の手が加わらないお産が
親子にとって一番いい、って思っています。

なので、そこに向かっていろいろと生活を整えて欲しいです。

それでも命に関わるような時は
現代医療の恩恵をしっかりと選んで欲しいなと思っています。


いいなと思ったら応援しよう!