助産師を選んだきっかけ
こんにちは。
べびぃLabo☆Ceres 杉上です。
今日も訪ねてくださり ありがとうございます。
古い古い思い出をちょっと書いちゃいます。
私が助産師になろうと決心したのは、高校の時。
保健体育の時間に、フランスの出産の映画を見て、感動して、
それまで看護師、と思っていた進路を変更しました。
それと同じくらいか、その前に、うちのにゃんこがお産をしました。
毎晩外をほっつき歩く子で、
お産のときに家にいなかったらどうするんだろ~~とやきもきしてました。
その夜も明け方帰ってきたんです。
もうお産も近いだろう、ということで、部屋の押し入れに産室作って寝かせてました。
朝、起きたらば、なんか変。
奥の産室にいるらしい。
みたらば、なんか苦しそう。
これは、もしや・・・・・・・
陣痛来ているみたいでした。
すがるような目で私をみていて、思わず、背中をさすったら、気持ちよさげにじっとしてる。
そのまま見守ってました。
ちょっとトイレにいった隙に、産んでた!!
びっくりして「わ~」っていったら、親猫がびっくりして動いてへその緒がきれちゃった。
でも、大丈夫。ちゃんと自分で始末して、
赤ちゃんはおっぱい吸ってました。
2匹だと思ってたのに、3匹だったのもびっくり。
人間の出産にであったのは、看護学生の実習時。
あんなに苦しんでた産婦さんが、
赤ちゃんが生まれた途端に、
すごいいい顔になられて
赤ちゃんのお母さんになりました。
ものすごい、感動した。やっぱこの道しかない。
初介助は、助産実習。
もう何が何だか分からずに、
二人羽織をしてくださる先輩助産師はさぞ大変だっただろうと思います。
生まれた赤ちゃん、私の手の中で、
蒼い皮膚が一泣きごとに頭から赤くなっていきました。
なんだか、親の方よりも先に、私が赤ちゃんに触られていただいている
その責任感と申し訳なさに、感動したけど、戸惑いました。
ここが私の助産師の原点なんでしょうねえ。
あの変わっていく女性のすごさ、
どんどんこの世の子どもになっていく赤ちゃんのすごさ
これをパートナーにも体験してほしいので、
私は夫立会分娩大好きです。
お産は何が起こるか分からない、非常に緊張する現場です。
でも、だからこそ、
無事に生まれてきた時の感動は、何物にも代えがたい感動です。
これがあるから、あの過酷な勤務でも耐えられるんでしょうねえ。
これは、医師でも助産師でも看護師でも一緒なんだと思います。
皆、元気で無事にうまれてほしいです。