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帝王切開を乗り切る工夫ーA 妊娠中の準備
べびぃLabo☆Ceres 杉上です。
先日 友人が帝王切開でお産しました。
産後の回復が思った以上に早い、とご家族がびっくりされていました。
それは、妊娠中に産婦さん本人が いっぱい勉強され
産後に自分でいろいろと行動されたから。
この時にお伝えしたことは
きっとこれから帝王切開を迎える方にも役立つかなと思い
記録しておきます。
A. 妊娠中の準備
①骨盤輪支持の練習
帝王切開でも骨盤は緩みます。そのままだと子宮の位置が安定せず 痛みを増幅する可能性があります。呼吸もしづらいことがあります。
そこで、骨盤が安定するよう骨盤輪支持をします。
傷に響かないよう、恥骨の下半分がかぶるよう さらしなどを巻きます。
自分ではなかなかしにくいと思います。
ご家族の方と練習しておくとよいです。
(参考) さらしの巻き方
②腹筋支持の練習
傷は腹部にできます。
さらにおなかの中にいた赤ちゃんがいなくなるのでしぼんだ風船のようになります。
なにもしないと、だらーと重力にまけてお腹の皮膚や筋肉が横に流れます。
傷口の回復にも影響しますし、動くときに力がはいりません。
そこで腹部を支持します。
1/2幅のさらし、長めのバスタオル、ガーゼでできた120㎝×120㎝くらいの赤ちゃん用おくるみなどが心地よい方が多いです。
巻き方は簡単。
背中(腰)の支えたいところに布をあて、体のラインに沿って斜め下に腹部を覆う。
からだに沿うくらいに、お腹を真ん中に寄せるようにする。
③麻酔時の針がはいりやすくなる体操
腰の骨のすき間に針をいれます。からだがこわばっていると十分に腰を丸めることが難しく、そうなるとなかなかうまく入りません。
外国は座ってすることもあるようです。(日本でもあるのかな?)
(http://ispub.com/IJA/30/1/12047 より引用)
楽に行うには、妊娠中の体操が大切です。
四つばい姿勢や 座位姿勢で 背中を丸めたりそらせたりする。
横向きに寝て、からだをひねる。
無理のない範囲で、ゆる~~と体操すると、楽に背中を丸くすることができます。
もしも帝王切開を受けるかもしれない、または受けることが決まっている方は やっておいてみてくださいね。