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#ひと手間抜いて見栄えのする7つの弁当術 #その7-紫・ピンク変幻自在のアントシアニン-

#ひと手間抜いて見栄えのする7つの弁当術 #その7
-紫・ピンク変幻自在のアントシアニン-
 
 今日は、一種の野菜を二色で楽しむ方法です。
 紫野菜や黒豆、ブルーベリーに含まれる #アントシアニン は聞いたことがあると思います。
 一時「目にいい」といわれましたが、あまり信じていません。
 ただ、酸性にするとピンクに変色するので楽しめます。昔の日本人はよくご存知でした。
 一口にアントシアニンといっても複数の化合物の総称で発色の強さが違います。
 ①強い 紫キャベツ クエン酸を足すと蛍光ピンクになる。気持ち悪いと叱られたこともある
 ②中庸 紅ダイコン、赤かぶ、みょうが
紫野菜が手に入りにくい時でもレンコンなど白い根菜などをピンクに染めることができます。
染め汁として使うには紫蘇を乾燥させたゆかりご飯のもとは、茶こしでピンクの染め汁を抽出できて便利です。
梅干しが赤いのも紫蘇のアントシアニンが梅のクエン酸で赤くなったもの
 ③弱い 八重桜  塩漬けには梅酢を入れるのが昔からのレシピです。
 
ケーキに入れるとベーキングパウダーの重曹(アルカリ)でピンクが消えてしまいます。
#紫野菜  を煮るときに酸を入れると色が流れ出るので水道の水でOKです。         
 アルカリで煮るとラベンダー色になるといわれますが、めったにないです。一部のタケノコ、紫カリフラワーくらいです。
 私の感想ですが、紫の葉物野菜、カリフラワーは、緑の原種より甘味が弱い気がします。
 スーパーの柴漬けは、「赤色_号」的な合成染料を使うことが多いので添加物表記を見てください。

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