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原価率オシャレはユニクロでもZARAでもなく「しまむら」だという件②

原価率オシャレはユニクロでもZARAでもなく「しまむら」だという件①の後編

原価率高い方が良いのか

ここまでは原価率の高さに着目してきましたが、正直なところ、原価率が高ければ良いというものではないですよね?

例えばZARAなんかは原価率40%前後と言われています。しまむらやワークマンと比べると、原価は安いですよね。ただし、「おしゃれ」度合いで言うと、ZARAの圧勝だと思います。

また、ここまでは比較的原価率が低いように見られたユニクロですが、一般的なセレクトショップ等の衣服の原価率は15%程度と言われているので、それと比べるとかなり高いです。

特にユニクロのカシミア100%セーターは相当高い原価率を誇ると思います。筆者自身も持っていますが、あの品質は7990円のレベルではないと感じています。物によってその原価は異なりますが、恐らく総じて言えばユニクロは「低価格高品質」なんでしょう。そうじゃないとあそこまで世界で売れるはずありませんから。

自分が譲れないのは丈夫さ?トレンド?デザイン?ブランド?

要するに重要なのは自分の選択基準をどこに置くかだと思います。

とにかく安くて洗濯してもそこそこ丈夫なものが良ければ「ワークマン」だと思いますし、安くてもトレンド性が欲しい人は「ファッションセンターしまむら」、それなりに低価格でかつデザイン重視なら「ZARA」や「ユニクロ」だと思います。いやいや、私はブランドで買っていると言う方ももちろんいらっしゃるでしょう。

だから「あのメーカーは品質が悪い」「あのブランドはぼったくりだ」などど一方的に批判するのは間違っていると思います。人それぞれ価値観があって、それに沿うものを身に付けるのが最も「おしゃれ」だと思います。

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UNITED TOKYOを知っていますか?

少し余談になりますが、「UNITED TOKYO」と言うブランドを知っていますか?私は大学時代からこのブランドに興味を持ち、当時はお高くてあまり手は出ませんでしたが、興味を持って調べていました。

このブランドは原価率50%以上で、こだわった繊維や糸を使って国産の衣服を製造・販売しています。日本人の多くの服が今や「MADE  IN CHINA」の表記ばかりですが、このブランドについてはとにかく「MADE IN JAPAN」にこだわって作っています。レザーライダースなど一部の製品については、このご時世でも1着1着手作業で作っているそうです。

正直ここまでこだわって作っていたら原価率80%くらいでも当然だと思います。こちらも徹底的にコストを削ることで、この価格で販売しているのでしょう。在庫の管理や国内生産のため、納期ギリギリまでトレンドを追求できると言う点で、この価格を実現していると思われます。

原価や素材へのこだわりだけでなく、販売方法・在庫管理まで調査すればよりアパレルとしては革新的な仕組みを導入しているのでしょう。もっとこのブランド、そしてTOKYO BASEと言う会社についても知りたくなりました。

まとめ

おしゃれは自由、価値観次第だと思います。

私はいろんな価値観を通過してきた人間なので、お金に困っている時ほど伊勢丹やマルイで1着○万円するような服しか買ってませんでした。その後ルミネのトレンド重視系に変わったり、GUの安くてワンシーズン向け、海外ブランドの高級志向に変わったり、本当に移り変わりが激しく、結果的にフリマアプリもたくさん使いました。

最終的にはユニクロで気に入ったものを複数買うと言う今のスタイルに落ち着き、結果的に毎日着るスーツまでユニクロでオーダーしたり、ユニクロ大好き人間になってしまいました。

幸いなことにユニクロはそこそこ安くて丈夫なので、節約につながっています。もちろん時にはしまむらも使わせていただいています!

皆さんも今一度自身の普段着について原価率や自分の価値観に見合っているか、身分相応かなど考えてみてはいかがでしょうか?

読んでいただき、ありがとうございました。

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