異次元その138◉あぶりだし
三三三四七②③④④⑥⑦234
南2局6巡目
西家で22000持ち3着目
ドラは7
場にはピンズの上がポロポロ出てて⑤-⑧あたりはサクッと引いてこれそうだった。
七切りで全箇所で受け入れの豊富なイーシャンテン。それは見りゃわかる。
だが、私の選択は打④。確かに①-④-⑦引きのテンパイを逃す選択だが①は打点的不満があるので後悔しないし⑦は待ち枚数的不満がある。④そのものは引いたら悔しいと思うが④より七の方が枚数が多い。
さて、なぜ④を切るのか。
この④に意味はない。七を残す方に意味があるのだ。
この手イメージ通り⑧(⑤)をすんなり引いてテンパイするとしてリーチ宣言牌は七になる。
巡目は中盤である。
例えば
2345678とあるとし1枚処理して2面子に固定するとき宣言牌7の先制リーチがいたら何を切るか?まず間違いなく2だろう。宣言牌の周囲は警戒して当然だ。
つまり、アガリ牌の同色反対側を警戒させ本当に欲しい牌側への警戒を減らすという戦略だ。
よってこの手は共通安全牌を引いても七は切らずにテンパイするまでキープ。
宣言牌で使うことで高目の二をあぶりだせ!
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