異次元その242◉先切らずの三色迷彩
異次元その242◉先切らずの三色迷彩
例えば789の三色しか役がない手を進めている時、七七九の七をさっさと捨てておいて安全牌を持つスペースにしたりしないだろうか。しかしもし、ここの八が鳴けたとしたら?先切りの七をしつつの愚形七九持ち?ということが判明し、役は789の三色だけだろうとギュッと読みを絞られてしまう。その他のアガリ方がないから先に落とせるのだ。三色のみ本線、イッツーのみ対抗。どのみちドラの対子くらいはある可能性が高く、役牌の対子はほぼ無いと見ていい。役牌は通せるな。
という読みをされてしまう。
なのでこの七はキープする。これが先切らずの三色迷彩だ。不用な重複ターツを危険承知であえてキープすることによって役牌を危険牌だと思わせること。そこを読める相手ならばこの七の引っ張りひとつで安牌に困って手詰まりになってくれるかもしれない。
不用な牌も引っ張って相手の手を崩させろ!
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