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異次元その206◉メンタルの正体と自己肯定力


自分はメンタル弱者だからと言ったり、彼はメンタルが強くてかなわないと人を評価したりするのをよく耳にするがメンタルというのはただの言葉に過ぎず、存在しないものに名前を付ける愚である。
もしこれを数値化するとしたら緊張からなる能力低下と言うところだろうが、それすら私から言わせたら練習不足や経験不足なだけであり、何をどう言っても言い訳にしかならない。
ようは、技能では負けていないのにメンタルという能力差により負けた、だがそれは先天的能力差だと言うことにすれば自分が劣っていることを認めずに済むという、小さな小さな誇りを守るための言葉。それがメンタルの正体である。

みなさん心して聞いてほしい。いいか、今後一切メンタルのメも口に出すな。

言い訳は一切するな、自分に厳しくあれ。自分に厳しくした時だけがトレーニングなのだ。そうする事で自分に力が付いていく。

厳しく、きつく、甘えはなし!そうやって育てた頑張った自分でなければ自分自身を愛せない。
頑張った自分を褒めてやれるくらいの厳しい自己トレーナーとなること。
そうした先にだけ自己愛はある。
強者は自分の人生を愛しているもの。雀士であれば自分の麻雀を愛せる者こそが強い。

メンタルという言い訳の言葉と決別し、自己肯定力を手に入れろ!

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